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アンジェス(株)【4563】の掲示板 2022/01/20

>>486

そうですね、
 2008年第Ⅲ相臨床試験 承認申請時 40症例
  実薬群・27例 プラセボ群 13例
 そのとき評価では、潰瘍のある実薬投与群11名中、全員で75%以上の縮小が
 見られたのです。そして安静時疼痛では18名中半分にて認められたのです。
  当初120症例の予定でしたが、臨床段階でプラセボ群が可哀そう過ぎる、ということで現場治験での倫理的見地からも、40例にて打ち切っての承認申請としたものです。
 一方、 2010年において当局が症例不足、ということで承認を見送る判断に。
 アンジェス側として、やむを得ず一旦、申請を取り下げ、全てを海外・米国にシフトすることに移行したのです。
                   👇
  その後については、当事者でもある阪大は、諦めきれず、阪大医師主導型治験
 6例を立ち上げ、継続フオロー(阪大1例、徳島大2例、愛媛大1例、神戸大1例
 佐賀大1例)の治験報告によって、いわゆる、仮承認を取得、現在に至っているのです。

  • >>660

    コラテジェンのことかい
    本承認は大丈夫だと思う。過去のデータみても、効果はでているし、あやふやなのはプラセボの方だからね。
    そこは固いと思っているけど
    疼痛が認められるといいですね。

  • >>660

    そして、誰がみても一番ハッキリすることは、過去のデータです。

     アンジェスは第Ⅲ相試験に於ける追跡調査(40症例のうちの実薬群27例)、
     3年後までの長期フオローを発表しています。
    その結果は、
     一般的には重症虚血患者の1年後の下肢切断率は約30%といわれていますが、
    コラテジェン投与の下肢切断率は
     1年後 :5,4% 2年後 :5,4% 3年後 :9.2%と非常に低い
    結果が得られた。
     また、死亡率においても
     1年後 :5,1% 2年後 :5,1% 3年後 :26,7%と良好な結果が得られている。
     一方、安全性については遺伝子治療との関連が強く疑われる重大な有害事象の発生は認められなかった。
     以上のことから、血行再建術が困難でかつ内科的治療で改善が見られない重症虚血肢に対し、コラテジェンは長期的にも良好な効果が期待できるもと思われる。
            (平成22年12月2日  アンジェス リリース)

    また、HGFプラスミドを投与したCLI患者は
       切断率・死亡率ともに低い
      (ヒストリカルコントロールとの比較)

    ・1年後の切断率
     HGF  :  5,4%
     TASⅡ : 30,0%
     FGF  : 33,0%
    ・1年後の死亡率
     HGF  :  7,7%
     TASⅡ : 25,0%
     FGF  : 23,2%