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自己啓発セミナー

 数日間のセミナーを通して、自己の再発見、自己成長を目指します。もちろん、自己啓発セミナーのすべてが悪いわけではないでしょうが、悪質なところもあるようです。数十万円から、数百万円のお金がかかることもあります。

 破壊的宗教カルトのように、全財産を奪われるようなことはないでしょうし、たいていの場合は、自己啓発セミナーでの「感動体験」も、セミナーが終わると次第に冷めてしまうようです。

 しかし時には、マインドコントロールされ、借金を重ねてお金を払い、友人を無理に勧誘することで友情を失い、さらに学校や会社を辞めて自己啓発セミナーにのめり込んでいく人もいるようです。

 長く精神的ダメージから立ち直れない人や、自殺の問題なども指摘されています。

自己啓発セミナーの進め方

 一般的に、窓もカーテンで覆われた密室の中で、効果的な音楽などを流しながら行われます。まず、自分の欠点を指摘され自尊心を傷つけます(化け物アゴ男とか)。

 次に親にしてもらったことなどを思い出させ、感動させます。自分の恥ずかしい部分などをさらけ出し、カタルシス(心の浄化)を経験させます。みんなで安らかな雰囲気の中に包み込みます。

 こうしてマインドコントロールを行い、セミナーの進めるままに、ボランティアとしてセミナーを支え、新たな会員の勧誘に励みます。

まともな自己啓発セミナー、心理学との違い

 ネット上などで公開されている自己啓発セミナーの情報を見ると、他のマインドコントロール問題と同様に、個人を大切にしていないと感じます。

 自己啓発セミナーは、心理学の手法も一部取り入れています。心理学にも、合宿形式で行う「エンカウンターグループ」などもあります。

 ただし、まともな心理学的なセミナーは、きちんと訓練されたスタッフが行います。参加者の一人ひとりのことを十分に考慮して進められます。

ttp://www.n-seiryo.ac.jp/~usui/mc/04keihatu.html