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小野薬品工業(株)【4528】の掲示板 2017/10/13〜2017/10/23

【情報提供:第2の「CAR-T」免疫療法、悪性リンパ腫に対してアメリカで承認 /費用は4千万円、死亡の恐れも】

★引用:2017.10.22 MEDREY ⇒ ttps://medley.life/news/59e8088bc40d0a19d9d84323/

血液のがんの治療として、「免疫療法」とも呼ばれる新薬がアメリカで承認されました。臨床試験で51%の人が完全寛解に至った効果の反面、死亡の可能性もある副作用なども指摘されています。 2017年10月18日に、米国食品医薬品局(FDA)が新薬アキシカブタゲン・シロロイセル(商品名イエスカルタ)を承認しました。(以下有料会員)

【コメント】いつもの様に小野薬品のCAR―T細胞をめぐるご案内です。
昨年7月、がん免疫薬オプジーボの開発に成功した小野薬品工業はCAR―T細胞を使った新たながん免疫薬の開発を始めると発表。内容は他社が開発した治療薬候補の商業化権を取得するというもの。話題を呼んだ理由は、その取得したCAR―T細胞技術の内容だ。 相手先はベルギーのVBセリアド社。その期待値こそ固形がん治療への可能性で、従来のCAR―T細胞療法の有効性が白血病や多発性骨髄腫といった血液がんに限られたがセリアド社のCAR―T細胞は固形がん、血液がん以外にも有効性を持つ可能性がある。 同社の場合、患者本人の血液から採取したT細胞を使う「自家」手法ではなく、健康な人の第三者の血液を原料として作製する手法を採用している。「他家」と呼ばれるCAR―T細胞技術だ。「 他家」では凍結したCAR―Tを輸送して必要な時に解凍して使用することも可能。セリアドと革新的な製品候補で提携。コストを抑えられるCAR―T細胞療法に対する期待値は強い。最大のメリットは、がん免疫療法の新たな選択肢を用意できること。小野薬品はオプジーボと同じくがん細胞の免疫抑制機能を解除する治療薬候補の治験も進めている。