エーザイ(株)【4523】の掲示板 2022/05/05〜2022/06/30
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>>256
> おおきに さんへ
同感です。
私も、当然、「高額療養費制度」が使われると思います。
ですから、この制度のない米国ではあまりレカネマブは使われず、日本でたくさん使われエーザイにとっては好業績に繋がるかも知れませんね。
問題は、「高額療養費制度」の財源です。そこは議論を深める必要があると考えています。
現実的な問題点も示しておきますね。
根本治療薬の課題
(冒頭省略)
最後の課題としては,実際の投与に際しての問題である.aducanumabでは投与は月に1回,1時間での点滴.lecanemabでは月に2回の点滴投与となる.患者側からの視点では,月に1~2度は必ず医療機関に通うという手間が発生し,医療機関側の視点からすれば,点滴の間は患者が待機するスペースを確保せねばならず,対象患者が増えた場合には場所の確保に難渋することも考えられる.
これら解決すべき課題は多いものの,AD根本治療薬の登場は待ち望まれるものであることに変わりはない.これらの課題点を克服していくことがわが国でのAD根本治療薬承認への近道となるであろう.
【稗田宗太郎、小野賢二郎:Alzheimer病根本治療薬開発状況. 診断と治療 Vol.110 611-615 2022】
> 抗体医薬は値段が高い。ドナネマブ、レカネマブ、ガンテネルマブが日本で承認されたら、がん治療と同じように高額療養費制度を使用するでしょう。
おおきに****** 2022年5月18日 07:53
抗体医薬は値段が高い。ドナネマブ、レカネマブ、ガンテネルマブが日本で承認されたら、がん治療と同じように高額療養費制度を使用するでしょう。
日本では、高額療養費制度では1ヵ月の医療費の自己負担額に上限が決まっていて、その上限を超える金額は負担する必要がありません。
平均的な所得の人であれば、1ヵ月の自己負担額は約8万円程度でよく、それ以上はかかりません(保険適用外の費用は除く)。