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中外製薬(株)【4519】の掲示板 2020/04/18〜2020/05/08
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<新型コロナウイルス感染症拡大に伴う事業および業績への影響について>
当社では、緊急対策本部を設置し、従業員および事業関係者への感染防止対策を行うとともに、製品供給体制維持を中心とした事業継続体制を構築しております。現時点において、国内外への製品供給への懸念は生じておりません。当第1四半期における新型コロナウイルスの業績への影響は軽微です。一方で、事態が深刻化した4月以降については、事業への影響が広範囲にわたると予想しており、具体的な事業および業績への影響については、現在、国内および海外からの情報収集を行っております。
みーちゃん 2020年4月23日 17:08
<2020年12月期第1四半期業績概要>
2020年12月期第1四半期の業績(Coreベース)は、売上収益、営業利益とも前年同期比二桁増となり、第1四半期として過去最高を更新しました。
製商品売上高、ロイヤルティ等収入及びその他の営業収入がともに伸長し、売上収益は16.3%増加しました。製商品売上高では、がん免疫チェックポイント阻害剤テセントリク®や血友病A治療薬ヘムライブラのけん引により国内製商品売上高が2.6%増加、ヘムライブラの通常出荷価格によるロシュ向け輸出の開始を主因に、海外製商品売上高が10.9%増加しました。ロイヤルティ等収入及びその他の営業収入は、ヘムライブラに関するロイヤルティ及びプロフィットシェア収入の大幅な増加と、一時金収入によるその他の営業収入の増加により、110.2%増加しました。
営業利益は、ロイヤルティ及びプロフィットシェア収入の大幅増と製商品原価率の改善に伴い、54.7%増加しました。製商品原価率は、製品別売上構成比の変化等により、前年同期比で4.1%ポイント改善し42.2%でした。
研究開発活動も順調に進展しています。当社独自の抗体エンジニアリング技術を適用したスイッチ抗体における初のプロジェクトであるSTA551について、固形がんでの第Ⅰ相臨床試験を開始しました。また、がんゲノム医療へのさらなる貢献を目指し、血液検体を用いたがん遺伝子パネル検査FoundationOne Liquid CDxの承認申請を3月に行いました。このほか、オンコリスバイオファーマ社から導入したがんウイルス療法である腫瘍溶解性5型アデノウイルス OBP-301(テロメライシン)の食道がんでの国内第Ⅱ相臨床試験の開始、自社創製の改変抗体プロジェクトAMY109の固形がんでの第Ⅰ相臨床試験の開始など、他のプロジェクトも順調に進展しています。