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(株)カネカ【4118】の掲示板 2019/06/15〜2020/04/22

>>244

【コエンザイムとは?】

医薬品として、サプリメントとして、幅広い分野で活用されているコエンザイムQ10。1957年にアメリカで発見されましたが(※1)実は日本との関わりが深い成分。工業的生産方法の確立や、有効性・安全性などの研究を世界に先駆けて進め、更に困難とされていた「還元型コエンザイムQ10」の開発に初めて成功したのが我が国「日本」なのです。
※1 Crane FL et al. (1957) Biochim Biophys Acta 25:220-221

私達の体には数十兆の細胞が存在します。身体の器官一つ一つを支えているのは、この小さな「細胞」。常に細胞を活性化させておくことが、若々しさを保ち、老い難い身体をつくると言えるでしょう。
生命維持・活動に必要なエネルギーは、細胞の中にあるミトコンドリアで作られます。食事から摂取した『栄養素』と、呼吸で取り入れた『酸素』を利用して作られますが、このエネルギー工場(ミトコンドリア)で不可欠な成分が「コエンザイムQ10」です。

エネルギーが不足すると、細胞の機能が低下したり、細胞の数が減少する事で、老化や疾病に繋がることに。傷ついた細胞の修復にも、ミトコンドリアでつくられるエネルギーが必要です。若々しさと健康の維持に、コエンザイムQ10は重要な鍵を握っているのです。

酸化の原因は、活性酸素。呼吸で取り込んだ酸素の一部が活性酸素に変化し、体を錆びつかせます。コエンザイムQ10は、活性酸素を除去する高い※抗酸化作用で、体を錆から守ります。
※抗酸化作用とは、体内で発生する活性酸素を消去する働きのこと。活性酸素(フリーラジカル)は毒物やウイルスなどを分解するために必要ですが、増えすぎると正常な細胞まで攻撃するため、老化や病気を引き起こしてしまいます。 抗酸化作用の高い食物などを積極的に摂取することが、健康維持に役立ちます。

コエンザイムQ10が不足すると、まずエネルギーを作り出す力が低下します。そうすると疲れやすく、倦怠感がでてくるように。更に抵抗力が落ちて風邪を引きやすくなったり、肌の調子が悪くなったりと、様々な不調の原因になります。

私達の体に必要不可欠なコエンザイムQ10ですが、その量は20歳を境に減少してしまいます。特に、常に動き続けている心臓は多量のエネルギーを消費する為、減少も著しい事が分かります。

  • >>281

    【コエンザイムQ10について】

    2008/10/01 株式会社カネカ 広報室
    【世界初、新世代コエンザイムQ10を日米欧で積極展開】
    ~中高年向けに『還元型コエンザイムQ10』を本格販売~

     株式会社カネカは、現在販売している酸化型コエンザイムQ10(商品名『カネカ・コエンザイムQ10™』)に加え、還元型コエンザイムQ10(商品名『カネカQH™』)の本格販売を開始した。

     『カネカQH™』は、ヒトや動物を対象とした試験により、その高い安全性が確認(*)され、米国にて2006(平成18)年からベビーブーマー向けサプリメントとして販売され、昨年、話題の健康食品素材として注目された。
     また、日本国内では昨秋、欧州においても本年初めより一部販売が開始され、今後日米欧3極において積極的に展開していく。 数年後には売上高200億円を目指す。

    (*)2005年、FDA(米国食品医薬品局)によりNew Dietary Ingredient (NDI)としての届出が受理された。

     還元型コエンザイムQ10は、空気中で簡単に酸化されるため、その製造には安定化技術の開発が不可欠であった。当社は、世界に先駆けて還元型コエンザイムQ10のバルク及びソフトカプセルにおける安定化技術の開発に成功した。

     健康なヒトの血液に含まれるコエンザイムQ10の90%以上が還元型であり、還元型コエンザイムQ10は直接体内へ取り込まれる。そのため還元能力が低下している中高年の元気の源としての高機能性食品素材として期待でき中高年の健康維持に役立つ。

     従来のコエンザイムQ10は、空気中で安定した状態を保つために酸化型(ユビキノン)であり、摂取した後、体内で還元酵素により還元型(ユビキノール)に変換される必要がある。ユビキノールは体のあらゆる臓器、細胞に存在し、体の細胞のミトコンドリアでは補酵素としてエネルギー産生の重要な因子であることが明らかとなっている。

     最近の研究で、体内での還元能力は加齢、病気等の酸化ストレスにより低下することが立証された。このことから十分な還元能力をもつ若くて健康な人には酸化型で十分な体感が期待できるのに対して、還元型コエンザイムQ10は、直接還元型として利用されることから、還元能力の低下した中高年に適しており、高齢者の健康維持への貢献が期待できる。

    ★次へ続きます