(株)SUMCO【3436】の掲示板 2021/01/21〜2021/01/28
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>>464
シリコンウエハー工場の工程は、ライン状ですが
ウエハーの前工程のFABの作業工程は、
例えば
洗浄
→酸化膜付け
→膜厚測定
→フォトレジスト塗布
→露光
→現像、ベーク
→検査
→イオン注入
→アッシャー
→有機洗浄
→アニール
→酸化膜膜付け
→膜厚測定
→フォトレジスト塗布
→露光
→現像、ベーク
→エッチング
→アッシャー
→有機洗浄
→洗浄
の様に、それぞれの装置群を何度も何度も通るため、高価な装置の稼働率を上げる為、ライン状で無く、装置群ごとにまとめたジョブ ショップ構成になっています。
工場見学してもあまり参考にならないのでは? -
>>464
その通りだと思います。
TSMCは、アップルやNPX、AMDなど世界中のファブレス500社から半導体の製造を受託し、台湾を中心に17のfabで、10761種類の製品群を、300㎜ウエハー換算で年間1200万枚生産しています。1種類の製品を作るだけでもDrが一覧表に示したような製造工程をたどるのですから、1万種を超える製品群の製造工程となると気の遠くなるような話です。しかもTSMCはこれら全ての製造工程を全て一元管理しているようです。このためのシステムがエンジニアリングパフォーマンス最適化の取り組みです。
さむ子の会長はこれを見て驚いたのだと思います。さむ子の正確な顧客数は分かりませんが、ウエハーは全て顧客ごと、製品ごとのカスタム仕様の多品種少量生産なので、TSMCの生産工程を参考にAI本部を立ち上げたのでしょうね。
TSMCのエンジニアリングパフォーマンス最適化の取り組みです。
https://www.tsmc.com/japanese/dedicatedFoundry/manufacturing/engineering
ビリケン 2021年1月25日 18:11
>>442
SUMCOの社長が他社の生産現場を視察して驚いたと言っています、おそらくTSMCの事だと想像しています。
生産の効率化にはIOTとAIが欠かせません、最先端の製造現場を見て学ことも多かったはず、なぜならSUMCOは信越よりも多品種生産を行っている!少品種大量生産の信越に勝つには効率化や省人化は避けて通れない道筋と考えます。