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帝人(株)【3401】の掲示板 2020/03/26〜2020/03/28

新型コロナウイルスに感染した患者への投与が行われているのはエイズの発症を抑える「カレトラ」、インフルエンザの治療薬「アビガン」、エボラ出血熱の治療薬として開発が進められた「レムデシビル」、抗マラリア薬の「リン酸クロロキン」です。

★エイズ発症抑える抗ウイルス薬「カレトラ」
このうち、エイズの発症を抑える抗ウイルス薬「カレトラ」は、中国やタイ、それに国内の複数の患者にすでに投与されていて、日本感染症学会は先月、おおむね50歳以上で、肺炎になって血液中の酸素が不足し酸素吸入が必要な状態の患者に対しては、投与を検討するという考え方を示しています。

★インフルエンザ治療薬「アビガン」
また、日本の製薬会社が開発したインフルエンザの治療薬「アビガン」は、国内でも愛知県の藤田医科大学病院などで患者に投与する臨床研究が始まっています。アビガンについて、中国政府は臨床研究で治療効果が認められたとして、政府の診療指針に正式に採用する方針を明らかにしています。

★抗ウイルス薬「レムデシビル」エボラ出血熱で開発
アメリカでは、エボラ出血熱の治療薬として開発が進められた抗ウイルス薬「レムデシビル」が患者に対して投与されたほか、日本国内でも臨床研究が始まる予定です。
★抗マラリア薬「リン酸クロロキン」
さらに先月、中国政府は、抗マラリア薬の「リン酸クロロキン」で治療効果があったと示し、国内でも類似の薬を患者に投与したケースが報告されています。このほか、感染症の薬以外でも患者に投与して効果を確かめようとしているものがあります。
★ぜんそく治療薬「オルベスコ」
吸引するタイプのぜんそくの治療薬「オルベスコ」一般名「シクレソニド」は、国立感染症研究所が多くの薬の候補を調べ、新型コロナウイルスに効く可能性があることを示しました。
実際に国内で呼吸状態が悪くなった患者に投与したあと、数日のうちに症状の改善が見られたという報告が複数あり、日本感染症学会が全国の医療機関から報告を集めて効果の検証を進めています。
(3月18日NHK)