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いちご(株)【2337】の掲示板 2017/02/09〜2017/02/21

>>958

トラストが50%以下にしたいがために今回の現渡しに応じたかどうかはわかりません。

私見ですが、いちごトラスト(不動産のいちごではない)は短期でなにかしらの融資を行うための資金が必要だったのだと思います。いちごトラストはいちご(2337)の大株主と同時に商社や西松屋への投資家でもあります。考えによっては不動産株を売却することで今後成長が期待できる企業のオーナーになる気なのかもしれません。

次に単純に売却すれば?という考えですが、投機のプロはリスクとコストに恐ろしく注意します。
例えばこんなシナリオです。

いちごトラスト:株券を貸す側(現金を借りる側)
投資家が、何らかの理由で急に短期の資金調達が必要になった場合、その手段としては、
(1) 持っている株券を売却する(資金需要が短期の場合は、売り買いの価格差を考えるとかなり高くつく資金調達となる)
(2) 新たに銀行などから借りてくる(自身の信用力によってコストは決まってくる)
(3) 貸借取引で株券を担保に金を借りてくる
の3つが考えられます。信用取引((3))の場合、担保にする株券の格付けが高ければ、調達額は時価×掛け目になります((1)よりも額は少なくなる)が、貸し手は株券のレートを見て、貸付金利を決めてくるので、(2)よりは調達コストが低くなる事がままあります。
つまり、その時点で(3)が最も有利な資金調達なので、それをやるだけの事です。

株券を借りる側=金を貸す側にとっては、株券を担保にとって金を貸している事になります。単純な金貸しだと思ったほうがわかりやすいです。但し、株券の空売りをかけていている機関が、とりあえず株券の決済を実行する為に調達してくる場合もあります。空売りのポジションを閉じるまでは、ひたすら株券を借りてきて、やりくる事になります。

  • >>963

    丁寧な解説ありがとうございます。

    今はお酒も入り、まともな返信が出来ない事をお詫びします。
    つまり、(3)が一番現実的で確実な資金調達方法でトラストが
    その選択をした確率が高いって事ですね。

    もし明日も売り圧力が強く、値段が下がる場合は50%以下に
    したかったという予想も外れ、今後も下落する可能性があると。

    明日の売り板がどうなってるか楽しみです、どうなる事やら。。
    解説ありがとうございました。

  • >>963

    いちごトラストは最近上場させた いちごグリーンインフラ投資法人(9282)に継続投資をしていますね。
    敷地代も設備費用もかかるこのエネルギー事業を少しテコ入れしたくて現金が欲しいのかもしれません。
    下のとおり、12月から断続的に15%まで株を集めていましたが、投資法人の株価は上がらず92,000円と-3%の損失。
    90,000円代を割る可能性もあるし、発行済投資個数は全体の1%にも満たない。事業としては資金に困っているのかも?

                        取得株数 投資額 累計投資額 株価 出来高
    2016/12/01 +8.02% ☜4,025株 (8.02%) 4025 JPY 379,557,500 JPY 379,557,500 ¥94,300 8,785
    2016/12/02 +1.23% ☜4,643株 (9.25%) 618 JPY 59,513,400 JPY 439,070,900 ¥96,300 2,100
    2016/12/05 +1.03% ☜5,157株 (10.28%) 514 JPY 51,605,600 JPY 490,676,500 ¥100,400 1,512
    2016/12/08 +1.07% ☜5,694株 (11.35%) 537 JPY 52,572,300 JPY 543,248,800 ¥97,900 746
    2016/12/12 +1.05% ☜6,222株 (12.4%) 528 JPY 51,480,000 JPY 594,728,800 ¥97,500 630
    2016/12/14 +1.17% ☜6,810株 (13.57%) 588 JPY 56,977,200 JPY 651,706,000 ¥96,900 882
    2016/12/19 +1.32% ☜7,473株 (14.89%) 663 JPY 63,913,200 JPY 715,619,200 ¥96,400 562

    加重平均株価 ¥95,761
    現在株価     ¥92,200 -3.7%