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(株)ジーエヌアイグループ【2160】の掲示板 2023/02/13〜2023/02/15

今後の見通し
2022年終わりに中国における新型コロナウイルスに対する厳格な措置が解除されたこともあり、当社グループは医薬品事業セグメント、特に、北京コンチネントのアイスーリュイなどの既存ビジネスにおいては、順調に推移することを 見込んでおります。

北京コンチネントは陣容を拡大し続けており、2022年末には従業員が合計523名になりました。 F351の臨床開発における若干の遅れは既に過去のものとなっており、2023年に予定した被験者全員の登録に向けて、再 始動しております。

経営成績に関する分析セクションにおいて記載いたしました通り、Cullgenは、TRK分解薬の第I相臨床試験の最初の 被験者の登録を、2023年第1四半期を見込んでおります。他の複数のIND待ちプログラムも進行中であり、Cullgenは引 き続き創薬パイプラインを拡充し、独自の標的タンパク質分解誘導基盤技術であるuSMITETMを活用した事業機会を模索 してまいります。

当社グループは、標的タンパク質分解誘導技術に投資し続ける所存です。なぜなら、それが新薬発見 のブレークスルーになると信じており、既に世界レベルの製薬企業から強い関心を寄せられているからです。

Cullgen がこのまま成長し、世界的なプライベート・エクイティ・ファンドから追加の資金調達を続ければ、当社グループは Cullgenを完全連結の対象から外す必要があるかもしれません。そうなると、当社グループの連結決算数値は大きく向 上することが見込まれます。

医療機器事業セグメント(生体材料事業)では、米国でのBABの主力事業が引き続き堅調に成長し、グループに健全 なキャッシュ・フローをもたらすと予想しています。当社グループは、追加の投資により、2023年をまず中国市場にお ける美容分野適用への拡大の最初の年にしようとしております。当社グループは、医療機器事業セグメントを、将来当 社グループ収益の約40%を占める規模に育成していく所存です。

2023年連結会計年度におきましては、CBIO単体が当社グループの財務数値に与える影響は、限定的であると考えてお ります。

当社グループは、2023年連結会計年度におきましても、売上収益は最高値を更に更新すると期待しておりますが、変 動性の高い為替市場やサプライ・チェーンの課題など、昨今のマクロ経済や地政学的な情勢には細心の注意を払う必要 があると考えておりますが、財務予測はますます困難になっています。従いまして、2023年連結会計年度通期の連結業 績予想は、レンジにて開示させて頂きました。連結業績予想の前提為替レートは、当連結会計年度と同じ1米ドル= 130.77円、1人民元=19.38円です。