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国際のETF VIX短期先物指数【1552】の掲示板 2022/12/28〜2022/12/30

古くから、カバネは氏の格を表す尊号であり序列を表すものとしても解されているが、元来はそうした序列を示す機能はなかったとも言われ、カバネがいつ頃、どのような理由で誕生したのかは厳密にはわかっていない。通説的には氏(ウヂ)の確立と共に6世紀半ば頃までには成立していたとされ、天皇(大王)から氏に、あるいは個人とその家族の単位に賜姓されるものであった。代表的な古代のカバネには臣(オミ)、君(キミ)、連(ムラジ)、直(アタヒ)、造(ミヤツコ)、首(オビト)などがある。

684年(天武13年)に八色の姓(やくさのかばね)が制定され、上位から順に真人(マヒト)・朝臣(アソミ)・宿禰(スクネ)・忌寸(イミキ)・道師(ミチノシ)・臣(オミ)・連(ムラジ)・稲置(イナギ)の8種に整理された。これらは奈良時代から平安時代にかけて上位の冠位を得ることができる氏と下級の氏を分けるものとして扱われ、上位のカバネを求めて改姓が繰り返された。