NEXT NOTES ドバイ原油先物 ダブル・ブル ETN【2038】の掲示板 2016/03/30〜2016/04/07
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>>938
貴重なDATAありがとうございます。
売上高と年度毎の平均油価からして、生産や販売量は略同水準の可能性有りますね。でも、15年度の油価水準だと、限界利益もマイナスかも!?
総資産の半減は、間違いなく生産設備という固定資産の減損でしょうね。でも、減損は実Cash Outを伴わないので直接の破綻要因にはならないはず。(融資のコベナンツ抵触はありえますが)
明細を見ないと分かりませんが、個社として原油在庫は貯まってなさそう。薄利多売でも直ぐにキャッシュに変えないと資金繰りが詰まるからでしょう。
シェール企業の破綻に関しては、個社毎に損益分岐点も違うでしょうから、十把一からげに論じるのは余りに乱暴かもしれませんね。
当方は、一度破綻してからのセカンドオーナーとして、メジャーか産油国資本が資金を突っ込んでくると見ており、破綻後を見据えた彼らの動きを注視してましたが、破綻前のシナリオももう少し深く突っ込んでみたくなりました。 -
>>938
昨日から引き続いての投稿となります。
もう一度この会社の業績をご覧下さい(大手シェール企業の業績)
売れば売るほど損失が出ている深刻な状態です。
業績悪化の原因は油価の下落が大きく占めると思いますが、
通常、会社の経営者であれば採算が合わなければ縮小や撤退も踏まえて即座に決断します。
しかしながらシェール企業の場合は掘削する坑井数や期間などが定められており、
これらの契約の解除には違約金が発生するのですぐに撤退できない事情が生じます。
そのため、油価が下落して採算割れとなっても継続する必要性が出てくるわけです。
その結果、採算割れとわかっていながらも事業の継続をしなければならず、
このようなこのような業績になったと考えております。
ご承知の方は軽く飛ばしてください。
chesapeake 2016年4月6日 17:30
残念ですがこれがシェール企業の現状です。
①売上高1兆4千億円に対し当期利益がマイナス1兆6千2百億円となっている。
②総資産が2014年12月期には4兆5千億円あったのに経った1年で半分以上も溶かしてしまっている。
昨年末まで400~500万バレル相当の原油先物を1バレル=58ドル以上の価格で売る契約を結んでいたようですが、その契約が今年に入り失効してしまいましたので、
原油が急上昇しない限り今期は更に醜い業績になると思います。
この会社の創業者が先月の3月2日交通事故で他界しました。
まだ事故の正式な原因は断定されていませんが自殺説も出ております。
負債総額約1兆2千億円を抱えるこの会社が破綻すれば、シェール企業の連鎖倒産が起き、金融市場に衝撃が走るだろう。
(1ドル110.36円で換算)
〈一部ブルームバーグより引用〉