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(株)すかいらーくホールディングス【3197】の掲示板 2020/06/17〜2020/06/21

バーゲン君の労働組合って、連合だね。
頑張ってね?

今週 6 月 17 日には、ハワイで米中外相会談が行われている。ポンペオ国務長官と楊潔チ国務委員の間では、中国側が「香港問題への不介入」を求め、その代わり米中通商問題における「第 1 次合意の履行」を確約したらしい。こんな形で「ディール」が行われる限り、米中間の「課題のポートフォリオ」は健在と言えよう。
とはいうものの、大統領の個性はやはり米国外交においては重要なファクターである。
たぶんバイデン新政権誕生となったら、米中関係においては経済問題のウェイトは縮小し、グローバルイシューの役割が拡大しよう。いくら政策コミュニティにコンセンサスがある
にしても、そこは変化があるはずだ。ゆえに米国で新しい政権が誕生するときは、どの国の外交官も等しく苦労するのである。
ウォルター・ラッセル・ミードの 4 分類を応用して、トランプ大統領を「ジャクソニアン」として説明するとうまく当てはまる。第 46代大統領がジョー・バイデンだとしたら、果たしてどの枠に収まるのか。
ハミルトニアンだが、それほど自信はない。オバマが 2008 年 8 月にバイデンを副大統領候補に選んだときは、ちょうどロシアによる南オセチア侵攻があり、外交の重要性が急に浮上していた。そこで上院外交委員長であるバイデンに白羽の矢が立った、という経緯がある。
もともと「外交の人であった」という点は重要である。
最後に、藤崎一郎元駐米大使のジョークを紹介して本号の結びに代えよう。
「米大統領選挙は、クリスマスプレゼントと同じだ。箱の中に何が入っていても、『前からこれが欲しかったんです』と言わなければならない」
さて、箱の中身はトランプかバイデンか。気になるところだが、われわれに選ぶ権利はない。そして箱を開けた瞬間に、外交官の苦労が始まることになる。

ふふっ。