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(株)グッドスピード【7676】の掲示板 2024/01/16〜

不正会計を問題化させた発端が、ぼんやりと見えてきました。
緊急事態宣言が20年4月に発令された直後、20年5月13日開示「通期業績予想の修正および期末配当予想の修正に関するお知らせ」にて通期業績予想を取り下げ、20年8月13日開示「通期業績予想および期末配当予想に関するお知らせ」で通期経常損失が4.2億となることを開示。ちなみに、財務制限条項を確認すると経常利益はプラスであることが条件となっていたので、売上計上の前倒し、または利益の不正上乗せを画策。20年11月5日開示「通期業績予想の修正に関するお知らせ」で8月13日開示見通しと比較して売上704百万しか上回らないにも関わらず、経常利益は423百万増えて黒字と開示。たぶん、発端はこんな感じだったのでしょう。
その後はお化粧した決算を続けて、現在に至る。20年9月期以前にも売上不正があったと1/4調査報告書で指摘されていますが、20年9月期を正しく修正すると経常赤字となり、財務制限条項に抵触。会社はもちろん、金融機関としてもマズいので、同期は決算修正を行わず、21年9月期第1四半期以降を修正。シンジケートローン主幹事であった(今回の黒幕と推測される)青い銀行は、いつから、どこまで、どのように知っていたかは分からないけど、銀行の事情としても受け入れざるを得なかった?
これが事実かどうかは、社内にしかない財務情報を1つずつ見ていくしか分かりませんが、もし事実であれば、コロナの影響があったにしろ、不正行為を続け、株主、投資家を騙し続けてきたことになります。
ここまでヒドイ事案ならば、徹底的に調査して、関係者全ての不正行為を明らかにした上で、厳正に処罰して欲しいと願います。

  • >>713

    713について補足させてください。
    言葉で表すと、こんな感じになるのですが、数字で見るとかなり巧妙に隠してあります。20年9月期の四半期毎PLを作成すると、売上総利益率はQ1:14.4%、Q2:13.6%、Q3:13.3%、Q4:16.1%で、Q4は少し良かった?ぐらいにしか感じません。例えばですが、同業のネクステージも6-8月、9-11月は徐々に収益が改善していましたので、コロナが落ち着き、中古車市場は回復傾向にあるのかな?としか見えませんでした。なので、当時気がつかなかったとしても仕方ないかと思います。
    四半期毎の販管費明細が無いので分かりませんが、19年9月通期と20年9月通期を比較して、人件費が3.9億ほど増えていることから、新入社員分がQ3から増加したと言われれば疑問を持たなかったかと。
    19年9月期と20年9月期のQ4だけの対比だと、売上高は3.2%増、営業利益は188%増なので、基本的につじつまは合わないように見えますが、絶対おかしいと言い切れる結果ではありませんでした。誰が数字の調整をして、経常利益をプラスに書き換えたのかは分かりませんけど、元から疑って数字をみなければ、見過ごしてしまいそうですね。とは言っても、不正は不正ですし、こんな簡単な分析で疑問を感じるところを、A&Aは見過ごしていたわけですから、関係者は皆、悪事を働いてました。