ここから本文です
Yahoo!ファイナンス
投稿一覧に戻る

(株)ALBERT【3906】の掲示板 2016/09/30〜2016/10/25

富士通 新しい薬の発見を得意とするAI技術を発表
10月20日 18時24分

大手電機メーカーの富士通は、新しい薬の発見を得意とするAI=人工知能を開発したと発表し、開発期間を短くしてコストを減らす技術としてシステムを研究機関や製薬会社などに販売することにしています。
富士通が開発したAIの技術は、「ディープラーニング」と呼ばれる人工知能の一種を進化させたもので、新しい薬の発見を得意としているということです。

ディープラーニングは、膨大なデータからそれぞれの特徴を見つけ出してみずから学んでいくAIで、人物や手書き文字などの画像認識で広く実用化されています。このメーカーが開発したAIは、化合物の分子構造など、さらに複雑なデータの認識ができるようになり、薬の効能や副作用を予測しながら新しい薬を効率的に作ることができるとしています。
メーカーは、このAIを組み込んだシステムを研究機関や製薬会社に販売するなどして、来年度中の実用化を目指しています。
富士通研究所人工知能研究センターの岡本青史センター長は「人が見つけることができなかったものを人工知能で見つけられることはとても意味があり、時間と費用がかかっていた新薬の発見に貢献していきたい」と話していました。