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(株)ジャパンディスプレイ【6740】の掲示板 2020/03/17〜2020/03/19

■「液晶パネル需要、当面は続く」

シャープのパネル事業の売上高は7000億~8000億円と同社にとって最大の事業で、利益面でも柱の1つとなっている。スマホなどに使う中小型パネルでは有機ELが主流になりつつあるが、少なくとも当面は液晶パネルの需要も続くとシャープはみている。有機ELは韓国サムスン電子の独壇場となった。政府の資金支援を受けたBOE(京東方科技集団)など中国勢も後を追う。シャープは堺工場(堺市)に小規模の量産ラインを持つだけで存在感は小さい。
巻き返しに向け、有機ELのさらに次の「次世代パネルの研究も進めている」と種谷元隆研究開発事業本部長は話す。省電力と高精細を両立する「マイクロLED」や色彩表現に優れた「QLED」などだ。戴氏は液晶事業の分社を検討し、上場などを通じて投資資金を確保する考えも明らかにしている。先端分野で世界のライバルと戦うためにも、まずは足元を固める必要がある。