投稿一覧に戻る (株)中村超硬【6166】の掲示板 2022/05/21〜2022/06/02 1023 gnh***** 2022年6月2日 20:12 樹脂などの母材中にシリカゲルや生石灰(酸化カルシウム)などの粉体状の乾燥剤を分散し、膜状に成形した吸湿膜は、電子機器、建築材料、食品などの状態を良好に保つための構成材料や包装材料として広く用いられている。 乾燥剤には、吸湿により化学反応(潮解などを含む)する化学的乾燥剤と、化学反応が発生しない物理的乾燥剤とが存在する。 化学的乾燥剤は吸湿速度や最大吸湿率に優れている 物理的乾燥剤は、例えば、シリカゲル、酸化アルミニウム、ゼオライトなどであり、吸湿が可逆的・安定的で、発熱や体積変化などが生じないため扱いやすく、またコスト面などにも優れている。 乾燥剤の粒径を可視光の波長領域より小さくすることで、乾燥剤による可視光の散乱・吸収を低減させ、吸湿膜の光透過率を向上させる方法が開示されている ところが、化学的乾燥剤において、粒径を小さくすると、粒子の比表面積が大きくなることで活性が高くなり過ぎ、短時間外気にさらすだけで吸湿量が飽和に達し、吸湿能力が失われる 一方、物理的乾燥剤において、粒径を小さくすると、水分を取り込む吸湿構造が破壊されることで最大吸湿率が低下する そこで、本発明の目的は、良好な光透過率及び実用性を有する吸湿膜並びにそれを用いた防水膜及び有機EL装置を提供することにある。 https://patents.google.com/patent/WO2015133152A1/ja そう思う2 そう思わない3 開く お気に入りユーザーに登録する 無視ユーザーに登録する 違反報告する 証券取引等監視委員会に情報提供する ツイート 投稿一覧に戻る
gnh***** 2022年6月2日 20:12
樹脂などの母材中にシリカゲルや生石灰(酸化カルシウム)などの粉体状の乾燥剤を分散し、膜状に成形した吸湿膜は、電子機器、建築材料、食品などの状態を良好に保つための構成材料や包装材料として広く用いられている。
乾燥剤には、吸湿により化学反応(潮解などを含む)する化学的乾燥剤と、化学反応が発生しない物理的乾燥剤とが存在する。
化学的乾燥剤は吸湿速度や最大吸湿率に優れている
物理的乾燥剤は、例えば、シリカゲル、酸化アルミニウム、ゼオライトなどであり、吸湿が可逆的・安定的で、発熱や体積変化などが生じないため扱いやすく、またコスト面などにも優れている。
乾燥剤の粒径を可視光の波長領域より小さくすることで、乾燥剤による可視光の散乱・吸収を低減させ、吸湿膜の光透過率を向上させる方法が開示されている
ところが、化学的乾燥剤において、粒径を小さくすると、粒子の比表面積が大きくなることで活性が高くなり過ぎ、短時間外気にさらすだけで吸湿量が飽和に達し、吸湿能力が失われる
一方、物理的乾燥剤において、粒径を小さくすると、水分を取り込む吸湿構造が破壊されることで最大吸湿率が低下する
そこで、本発明の目的は、良好な光透過率及び実用性を有する吸湿膜並びにそれを用いた防水膜及び有機EL装置を提供することにある。
https://patents.google.com/patent/WO2015133152A1/ja