(株)中村超硬【6166】の掲示板 2020/09/15〜2020/09/26

あらためて、日刊工●新聞の記事をよく読むと、新規事業の認知度向上、とりわけリチウムイオン電池はじまるよ～乞うご期待！という前宣伝が主な目的やろな。
（高機能フィルムよりも、リチウムイオン電池の記載が先に来ているのがミソ）

　リチウムイオン電池がらみにお話が初めて出たのは、昨年の５月の中旬あたりの化学工業日報の記事。その記事の反響が凄まじかった事から、債務超過中にも関わらずソッコー大車輪で特許申請を出した。

　その慌ただしさからすると【物凄い大物の巨大企業】からの引き合いがあって、その意をくんで忖度し、わざわざ手間がかかる形式上の中小企業化（資本金１億円以下）を今年の８月から推し進めて、リチウムイオン電池の特許の早期審査が出来るような体制を急ごしらえで整えたくさいな。



【南大阪】中村超硬は新規事業の結晶性化合物「ナノサイズゼオライト」粒子を活用した２製品を相次ぎ開発した。医療用の使い捨てガウンを１０月中旬に発売するほか、不織布マスクの販売を９月に始めた。両製品とも抗菌、抗ウイルス効果があることが知られる銀イオンをナノサイズゼオライトに配合した。本格的な事業化に先立ち、研究開発段階の成果を生かした製品を販売することで、社会貢献をしつつ【新規事業の認知度を高める狙い。】

新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、ナノサイズゼオライトを生かして社会貢献をしようと２製品を開発した。

医療用の使い捨てガウンは銀イオンを配合したナノサイズゼオライトを防水性の高いポリエチレンに練り込み、ガウンの形に縫製した。堺市の障害者支援施設がガウンづくりに協力している。

不織布マスクは通常は３層構造のマスクに、銀イオンを配合したナノサイズゼオライトを含んだ不織布のシートを加えて４層構造にし、フィルターの機能を強化した。

両製品とも同社のホームページを通じて販売する。消費税抜きの価格はガウンが１着８００円を予定、マスクは５枚×５袋の１セットが４０００円。

ナノサイズゼオライトは同社が新規に取り組む事業。東京大学の脇原徹教授らと共同でナノ粒子の粒径を制御する技術を確立したが、現在は研究開発を続けており、本格的な事業化は２０２１年度内を目指す。

【リチウムイオン電池】や高機能フィルムをはじめ幅広い分野を見据えており、今回の２製品の販売を通じて同社の新規事業をアピールしたい考えだ。