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ブライトパス・バイオ(株)【4594】の掲示板 2024/03/06〜2024/03/12

  • >>765

    昨年12月7日のブライトパス通信で、次のような文章が掲載されています。

    「昨年の米国がん免疫療法学会(SITC2022)では、当社が世界で初めてiPS-NKTからCAR-iPS-NKTを作製し、in vitroで抗腫瘍効果を示したことを報告しました。このときは、血液がんの標的となるCD19と、固形がんの標的となるHER2に対するCARを組み込んだCAR-iPSNKTを用いました。
今回の米国がん免疫療法学会(SITC2023)では、iPS-NKT細胞をプラットフォームとする展開でプロトタイプとして作製したHER2 CAR-iPSNKTの抗腫瘍効果を、in vivo(HER2発現ヒト腫瘍細胞移植マウスモデル)で確認できたことがポイントです。このマウスモデルにおける抗腫瘍効果を裏付けるCAR-iPSNKTによるサイトカイン産生も確認しました。

    これは、iPS細胞から作製するNKT細胞を用い、遺伝子編集によりCARを組み込むことによって、本来NKT細胞がもつ多面的な抗腫瘍効果を増強させることを確認した世界でオンリーワンの研究報告であり、今開発が進められている他家CAR-T細胞療法を次のステージに進めるためのプラットフォームを構築できたと考えています。」

    この開発にはアルチザン社とのSTAR-CRISPR遺伝子編集技術は使われていないそうです。(IRに確認済)

    つまり、まだ時間がかかりそうなアルチザンとのプロトタイプ共同開発を待たずとも、CAR-iPSNKTは第1層が通過すれば交渉ができる状態にある、ということだと思います。もうそんなに時間がかからないことを期待しています。