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ブライトパス・バイオ(株)【4594】の掲示板 2016/04/15

おはよう👋😆✨☀
新聞記事だから分かりやすくて😀🙆
久留米大と創薬ベンチャーのグリーンペプタイド、富士フイルムは、共同開発した免疫治療薬「がんペプチドワクチン」について、2018年にも医薬品医療機器総合機構(PMDA)に薬事承認申請する方針を明らかにした。臨床試験(治験)では投与した患者の生存期間が大幅に延び、副作用もほぼなかった。医薬品と認められることで患者の負担軽減も期待されており、早ければ19年の発売を見込んでいる。
 治療薬は、開発した12種類のワクチンのうち、血液検査などで患者に最も適した3~4種類を投与することから「テーラーメイドペプチドワクチン」とも呼ばれる。患者が持つ免疫力を活性化し、がん細胞を集中攻撃する仕組みだ。
 現在は手術や抗がん剤、放射線といった従来の治療が難しくなった患者を対象に、日常生活を送りながら余命の延長に主眼を置いた治験を実施。通常の抗がん剤が効かなくなった前立腺がん患者の場合、余命の中央値が10・5カ月だったのに対し、ワクチン治療の結果、17・8カ月と約1・7倍の延命効果を確認した。
 他にぼうこうがんでの効果もあり、患者39人にワクチンを投与したところ、投与しなかった患者41人より生存期間が約2倍に延び、2割超で転移先のがんが縮小したとの結果が得られた。
 既に前立腺がんと脳腫瘍の一種、膠芽(こうが)腫では終了のめどが立ち、今後1年程度で治験を終えたい考え。
 同大で20年以上研究を続けるセンター所長の伊東恭悟教授は「創薬は長い道のりだったがゴールが見えてきた。がん治療の主流になるよう残りの手続きを滞りなく進めたい」と話している。
 【ワードBOX】がんペプチドワクチ療法
 患者のがん細胞の目印に似たタンパク質の一部(ペプチド)を皮下注射し、免疫の働きがあるキラーT細胞に攻撃対象を記憶させることで、がんを狙い撃ちする治療方法。久留米大が方式を開発し、3者のグループで治験を実施している。外科手術、抗がん剤、放射線に次ぐ「第4の治療💲」として期待される免疫療法の一つで、副作用がほとんどないのが特長👼とされる。久留米大が2013年7月に開設した「がんワクチンセンター」を拠点に研究を進めている。=2016/01/06付 西日本新聞朝刊=😍👑