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サンバイオ(株)【4592】の掲示板 2018/05/13〜2018/05/27

間葉系幹細胞を静脈投与された重症脳梗塞患者さんの5年間の追跡調査の論文だけど、16人がMSCグループ、36人が対照グループで MSC群では4例(25%)、対照群では21例(58.3%)が死亡し、260週での累積生存率はMSC群で0.72、対照群で0.34、 p = .058)となっている。
統計的有意差は出ていないが、MSCの機能強化版SB623の脳直接投与の長期予後に期待ができる結果だと思う。

虚血性脳卒中患者における静脈内自己間葉系幹細胞移植の長期フォローアップ研究

我々は以前に、虚血性脳卒中患者の間葉系幹細胞(MSC)移植の短期フォローアップ予備データを評価した。本研究は、i.v.の長期間の安全性および有効性を評価するために行った。より大きな集団におけるMSCの移植。これを達成するために、重症中大脳動脈領域梗塞を有する85人の患者の、オープンラベルのオブザーバー盲検臨床試験を行った。患者は、i.v.を受けた2つのグループのうちの1つに無作為に割り当てられた。 (MSC群)または非コントロール群(対照群)を対象とし、5年間追跡調査した。何らかの原因による死亡、長期的な副作用、および新たに発生した併存疾患をモニターした。最終的にこの研究に含まれた52人の患者のうち、16人がMSCグループであり、36人が対照グループであった。 MSC群では4例(25%)、対照群では21例(58.3%)が死亡し、260週での累積生存率はMSC群で0.72、対照群で0.34 - ランク; p = .058)。有意な副作用はMSC治療後に観察されなかった。発作および再発性血管エピソードを含む併存疾患の発生は、群間で異ならなかった。対照群と比較した場合、フォローアップ修正ランキンスケール(mRS)スコアは減少したが、MSC群では0〜3のmRSを有する患者の数が増加した(p = 0.046)。 MSC群の臨床的改善は、間質細胞由来因子-1の血清レベルおよび側脳室の脳室領域の関与の程度と関連していた。静脈内自己MSC移植は、長期経過観察中の脳卒中患者にとって安全であった。この療法は、患者の特定の特徴に応じて、卒中後の回復を改善し得る。