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サンバイオ(株)【4592】の掲示板 2018/05/02〜2018/05/12

WSC様から提供して頂いたカンファレンス資料をざっと拝読させて頂きました。

SB623は投与後の1か月から2カ月の間でSB623細胞は活性化されたミクログリアによって貪食されるため存在しなくなる。

その1か月ぐらいの間に、SB623は脳の炎症を抑えながら神経を作り、それと同時に神経に栄養を与えるのに必要な血管までも整えてしまう。

このSB623による環境整備がシナプス形成を促進し神経回路をつなぐことで、今まで動かなかった手や足の麻痺による運動障害や構音障害、運動性の失語を改善させるようですね。

神経が育ちやすい環境を整えた後にすっと消えていくところがSB623最大のPointで、ipsにおいて問題となっている癌化の心配もありませんでした。

また、この資料にもあるように、有害事象はSB623細胞自体にはっきりと関連したものは無く、手技に伴う合併症などはあったもののSB623細胞自体が原因となる後遺症などは無く終了したようですね。

懸念されていた免疫反応も血液検査の結果、異常は無かったと。

よって結論として「慢性脳卒中患者におけるヒト改変骨髄由来間質細胞?の実質内移植は安全かつ実現可能である」とのことでした。