サンバイオ(株)【4592】の掲示板 2020/11/10〜2020/11/17

>>731

20年の間に間葉系幹細胞の課題が次々と明らかになって来たんだよ

ほぼ無限に増殖することが可能なES細胞やiPS細胞と違い、間葉系幹細胞が増殖する能力には限界があります。
間葉系幹細胞は細胞分裂を繰り返す過程で細胞の老化現象を起こし、分化能力や免疫調節能力や細胞遊走能力などの細胞治療効果に寄与する重要な能力が失われることが知られています。
このため間葉系幹細胞を使用した医療を広く行うためには継続的に大量の細胞を供給する必要があります。
すなわち多数のドナーの骨髄から採取し大量の細胞を確保しなければならず、一般的な医療とするためには原材料の供給の面で課題があると言えます。
Stem Cells Transl Med 2017.12.6

間葉系幹細胞は生体外で培養される過程で間葉系幹細胞としての機能を喪失
Stem Cell Research & Therapy 2018.9

これに加えて冷凍保存での保管は細胞の状態機能を損なう
細胞の活性を保つ保存方法
常温>>>冷蔵>>>冷凍（常温有利）
北大川堀教授ホムペより

sb623は脊髄から抽出される間葉系幹細胞を生体外で培養増殖したものにnotch1遺伝子を一時的に加えて製品化している