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(株)ファンペップ【4881】の掲示板 2023/02/22〜2023/03/16

2023 年3月 16 日

抗体誘導ペプチド「FPP005」に関する独占ライセンス契約締結のお知らせ

当社は、国立大学法人大阪大学(以下、「大阪大学」)との間で、大阪大学大学院医学系研究科との共同研究の成果である抗体誘導ペプチド「FPP005」の共有特許について、その特許権の効力に基づき、当社による全世界での、独占的な研究開発、製造及び販売、並びに第三者への実施許諾(再実施許諾権付)を可能とする契約を、共有者である大阪大学との間で締結いたしましたので、お知らせいたします。
抗体誘導ペプチドは、患者様の体内で抗体産生を誘導することにより治療効果を期待するペプチド治療ワクチンです。
バイオ製造施設で製造する抗体医薬品とは異なり、抗体誘導ペプチドは化学合成で製造することが可能なため製造コストを抑制できます。さらに投与後は患者様の体内で免疫細胞が一定期間持続的に抗体を産生するため、薬剤投与間隔も長いことが期待されます。この特徴により、当社は、高額な抗体医薬品に対して医療費を抑制できる代替医薬品として抗体誘導ペプチドを開発し、先進国で深刻化する医療財政問題の解決や患者様の負担軽減に貢献していきたいと考えております。

  • >>1077

    当社は、抗体誘導ペプチドの創薬プラットフォーム技術を保有していることを強みとし、大阪大学大学院医学系研究科との共同研究によって抗体誘導ペプチドの創薬研究を行っております。
    FPP005 は、標的タンパク質 IL-23(Interleukin-23)に対する抗体誘導ペプチドの開発化合物です。IL23 は、様々な炎症性疾患の病態に重要な役割を担っております。先行する抗 IL-23 抗体医薬品は、尋常性乾癬、関節症性乾癬、クローン病及び潰瘍性大腸炎等の幅広い疾患を対象に開発が進んでおり、既に世界市場は数千億円規模まで拡大しております。
    当社は、2023 年内の臨床試験開始を目指して前臨床試験を進めるとともに、製薬会社への導出活動を行っております。