ここから本文です
Yahoo!ファイナンス
投稿一覧に戻る

オンコリスバイオファーマ(株)【4588】の掲示板 2019/01/24

テロメライシンという薬はウイルス療法。ガン細胞だけに有害な無毒化したウイルスを薬として使う治療方法です。新薬の有望性は、明確な数字上の効果があるか、次の治験のフェーズがすぐに行われるかで判断するのが通例。ここは、テロメライシンのフェーズⅠ治験から2年間のブランクがある。問題が無ければすぐにフェーズⅡに移るはずだが・・・
ウイルス療法は難易度が高いうえ、ウイルスが急激に増殖し、突然変異を引き起こしやすい。また、ガン細胞も突然変異を引き起こしやすい。これらの特性が実用性で問題を引き起こす可能性を否定できないですね。予想外の症状を引き起こす場合も、予想外に効かない可能性も出てくるのでは?テロメライシン(アデノウイルス)には抗ウイルス薬が存在しないらしく、不測の事態が起きても体内で増殖を開始したウイルスを止める事が難しいそうです。また、突然変異で通常細胞に感染するようになれば、病院内が汚染され医療関係者などに感染していく可能性があると懸念されています。現在は「遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律」により、第一種使用規程の大臣承認が必要であるがこれは研究開発の妨げになると私は推察します。もちろんウイルス療法が終わったわけではないです。ウイルス療法は、がん特異的であるので既存の抗癌剤よりは有望だとも思います。ウイルス療法が一般的になる日が何れ来ると思いますが、まだまだ時期尚早だと私は思っています。ここへの投資は大手創薬開発ファンドが動き出したら、新薬実現可能段階入りしたと踏み、大量保有する所存です。重複しますが、今は保有時期では無いですね。
個人的見解ですので無理に同意賛同はしないで下さいね。投資をするうえで、この程度の情報収集は必須です。この会社は本心で応援しています。難題を早期にクリアし、新薬開発に成功して貰いたい思いですね。