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MHAM金先物ファンドの掲示板

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商品9時30分 金が最高値更新、米金利低下と「北朝鮮が飛翔体」受け

16日朝方の東京商品取引所で、金は続伸して取引を始めた。中心限月の2020年6月物は1グラム5182円と前日の清算値を27円上回る水準で取引を始めた。9時前には一時5194円まで買われ、中心限月として過去最高値を更新した。15日の米国債市場で10年債や30年債の利回りが一段と低下したことで、金利の付かない金を裏付けとする金先物には買いが優勢となっている。

韓国軍合同参謀本部は16日、北朝鮮が同日朝に南東部の江原道から日本海に向けて飛翔体を2回発射したと明らかにした。市場では、これも「安全資産とされる金の買いを誘っているのではないか」(先物会社のアナリスト)との声があった。

原油は続落して取引を始めた。取引の中心である2020年1月物は1キロリットル3万5600円と前日の清算値に比べ540円安い水準で寄り付いた。米債券市場で10年債の利回りが2年債を下回る「逆イールド」が15日も発生し、世界経済の先行き不安が改めて意識された。原油需要の伸び悩みにつながるとの見方から売りが先行している。中国政府が15日、トランプ米政権の対中追加関税の発動方針に対し「必要な対抗措置を取らざるをえない」とする声明を発表したのも、米中摩擦激化への懸念から売り材料となった。

ガソリンも続落。中心限月の20年2月物は1キロリットル4万6290円と同360円安い水準で寄り付いた。原油相場の下落につれた売りが出た。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕