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エネクス・インフラ投資法人【9286】の掲示板 〜2021/05/26

  • >>296

    ニーサで非課税の人もいるし損益通算でほとんど税金を払わない人もいるし
    残存期間もバラバラなので一概な事は言えないと思いますが
    そういった細かい事を加味した
    配当だけで元金が回収できる分岐点は6%超となるでしょうね

    ただそういった細かい事を加味していくと
    FIT終了後の解散価値もゼロにはならずそれなりの現金が残っています

    一般の減価償却だと
    例えば100万円の製造設備を20年で減価償却するとして
    20年後には老朽化した製造設備と現金100万円が残り
    この現金で製造設備を作り変える事になるのですが
    インフラ系の発電施設は20年後もパネル等あまり老朽化しないので
    20年後に改修するとしても100万円も必要ありません

    利益超過分配金は資産の食いつぶし等いろいろ言う人がいますが
    要は改修に100万円も必要ないから
    この内何割かを利益超過分配金として支払い安定した配当を出しています

    各社規定により何割を上限としてと決められているようで
    FIT終了後にも改修に必要な現金は残るようになっているため
    改修して採算が取れるようなら改修して事業継続となるでしょうし
    採算が取れないようなら解散してこの現金は投資家に帰ってくるはずです

    個人的には現値の半分ぐらいの価値はFIT終了後にも残ると想定しているので
    解散価値まで含めた分岐点は4%辺りだろうと思っていますが
    これにインフレ率が加わると分岐点はインフレ分上乗せしなければならず
    非常に難解なことになります

    それよりも皆が漠然と5%20年で元金は保証されると思うかが重要で
    そっちの方が心理的な節目になるんじゃないかと想定したまでです