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ソフトバンクグループ(株)【9984】の掲示板 2021/07/31〜2021/08/02

株価は上がざるをえない:ジェレミー・シーゲル
ォートンの魔術師ジェレミー・シーゲル教授が、米国株市場に対して強気予想を継続しつつ、デルタ変異種の脅威について解説・予想を述べている。
パウエルFRB議長の声明は、いまだにインフレが一時的なものと考えているというもの。
少なくとも現時点で、FRBは計画よりあまり早く政策(変更)を強いられることはないと考えているのだ。
シーゲル教授がウォートン・ビジネス・ラジオで、7月のFOMCの結果を解説した。
教授は、秋のテーパリング開始を求めるFRB高官もいると指摘しつつ、FRBが決断するまでにはあと1-2回、高インフレのデータが示されることが必要になると予想した。
「6月の(マネーサプライの)データが出たばかりだが、前月比でとても緩やかな増加となったのはパンデミック以降初めてだ。
同上昇率は年12.5%できていたから、マネーサプライの伸びが抑えられた状況が続くことを望む。
でも、私は今でも今後2-3年のうちにインフレが累積で20%、25%進むだろうと見ている。」
シーゲル教授は、高インフレ予想の大きな根拠としてきたマネーサプライの伸びが鈍化するかもしれないと観察している。
それでもシーゲル教授はインフレ予想を止めはしない。
今後、住宅価格高騰、さらにサービス産業の賃金上昇が、物価指数に反映されてくるからだ。

一方、企業業績についてはシーゲル教授は、しばらくの間好業績が続くだろうという。
「90%以上の企業が予想を上回る業績開示をしており、景気後退の転換点を除けば、こんな高い率は記憶にない。
景気後退は昨年半ばに終わったばかりで、今が景気後退の転換点ではない。」

企業は超低金利により「インフレより低い」コストで資金調達が可能になっており、今後進む賃上げによるコスト増は(雇用契約の期間により)タイム・ラグがある。
さらに、消費者は(パンデミック前より)お金を持っており、企業のコスト増は価格転嫁できるという。

私の感じでは、企業収益は今年中は絶好調で、株式を押し上げざるをえないだろう。