(株)商船三井【9104】の掲示板 2022/08/27〜2022/08/29

>アジア発北米西岸向けコンテナ運賃が大きく軟化している。26日付の上海発北米西岸向けコンテナ運賃（スポット）は40フィートコンテナ当たり5134ドルとなり、前週に比べて648ドルの下落となった。1週間の値下がり額としては今年最大。北米西岸向けに加え、アジア域内での値下がりも顕著になるなど、全面安の傾向となっている。
>
>
>
>　運賃は上海航運交易所（SSE）が26日付インデックスでまとめた。
>
>
>
>　北米西岸向けはこの一カ月間でちょうど1000ドル近く値下がりした計算になる。また北米東岸向けは8801ドルとなり、こちらも前週比で191ドルの値下がり。北米東岸向けも8月に入って9000ドルを割り込み軟化が続く。
>
>
>
>　米国の消費動向もモノからコトに変化していると伝えられているほか、港湾混雑緩和による需給軟化も指摘されている。CMA―CGMのルドルフ・サーデCEO（最高経営責任者）は先週、「コンテナ運賃の軟化は続くものの、強くはなく、ソフトランディングするのでは」という見方を披露する。
>
>
>
>　北米両岸向け以外では、北欧州向けが20フィートコンテナ当たり4441ドル（前週比347ドル減）、東南アジア（シンガポール向け）が591ドル（158ドル減）、南アフリカ向けが5064ドル（156ドル減）となっている。