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鴻池運輸(株)【9025】の掲示板 〜2015/04/28

ROEなんかどうでも良い

株、「高ROE」から「低PBR」へ資金シフト 揺れ動く投資家心理
2015/4/17 15:13 日経電子版

 17日の東京株式市場では日本株に対する投資家の期待と不安が入り交じった。個別銘柄の動きをつぶさにみると、これまで相場をけん引してきた「自己資本利益率(ROE )の高い銘柄への売り」と、割安感のある「株価純資産倍率 (PBR)の低い銘柄への買い」という特徴が読み取れる。投資家は株式市場から逃げ出しているわけではないが、日本株全体を買い上げようという機運もない。ぐるぐると資金を循環させる姿からは、「辛抱しながらの下値固め」という目先の相場観が浮かび上がる。
 「相場全体の上値は重いとみた多くの投資家が、値上がり余地の大きい『出遅れ株』や『割安株』に資金を移している」。東海東京調査センターの仙石誠マーケットアナリストはこう話す。日経平均が取引時間中に一時2万円に到達してからきょうで1週間。一気に節目を上抜ける勢いがないことを確認すると、投資家は相場全体の上昇に賭けるのではなく、個別銘柄の売り買いで利益を目指す「局地戦」に走った。
 日経平均が前日比で200円あまり下げているのに、東証1部の新高値銘柄数が130弱と前日の水準(140)に迫っていることからも、投資家が個別銘柄の選択にいそしんでいることがわかる。
 典型的なのは、高ROE銘柄に利益確定売りを出し、次の資金の行き先を探ろうとする動きだ。17日の東京市場の売買代金上位には、上場企業の平均とされるROE8%を上回る日立 (約11%)、アルプス (同)、OLC (約15%)、楽天 (約19%)などが並んだ。株価は軒並み下落している。
 それと合わせ鏡のように買われたのがPBR1倍割れの銘柄。株式時価総額 が理論上の「解散価値」を下回っていることを意味し、割安に放置されている証左とみなされる。きょう商いを伴って買われた三菱UFJ など3メガ銀、ふくおかFG などはいずれもPBRが0.8倍前後だ。

解散価値が1以上なんて糞喰らえ