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(株)ASIAN STAR【8946】の掲示板 2023/12/07〜2024/04/12

ˊ•͈◇•͈ˋ)っ②))
【ジャパンコンテンツ】
現時点でわかっていることは限られていますが、以下は具体的な内容を推定してみます。

何より気になるのはテーマとなる「ジャパンコンテンツ」とは何か?ということです。

アニメやゲームでいえば、筆頭で思い浮かぶのはポケモンでしょう。たしかにポケモンは有力候補ですが、ポケモンだけで東京ディズニーランド級のテーマパークを作るのは、さすがに厳しいのではないか?と察せられます。

テーマパークの事業期間は50年を予定しています。ポケモンがいかに優れたコンテンツであったとしても、50年後も人気があり続けるかは定かではありません。

複数コンテンツを集める?
となると、文字通り「ジャパンコンテンツ」を幅広く集めるテーマパークを目指しているのではないか?という推定に至ります。

日本には世界で親しまれているマンガ、アニメ、ゲームなどのキャラクターが多数存在します。そうした『さまざまなキャラクターにまつわるアトラクションを一つずつ作っていく』という考え方の方が、テーマパークの規模からすれば適切ですし持続性もあります。

その為には出版社やゲーム会社など、国内のコンテンツホルダーの協力が必要になるでしょう。複数の有力企業の協力を取り付けるのは相当に大変そうですが、日本を代表する企業集団である三菱ならそれが出来るのかも知れません。

【上瀬谷ライン】
もう一つ気になるのが「新たな交通」の行方です。

当初、横浜市は新駅と瀬谷駅を新交通システム「上瀬谷ライン」で結ぶ計画を立てていて、2027年の花博開催に間に合わせる予定でした。

しかし、事業主体になることを打診された市の第三セクター・横浜シーサイドラインが事業参画を見送り、実現に至りませんでした。

同社は不参画の理由として、花博閉幕後のテーマパークの事業内容や事業主体が未定であることを挙げました。それが決まらなければ採算性が見通せない為です。

逆に言えば、テーマパークの事業内容が明らかに成れば事業参画もあり得るという話です。実際、横浜シーサイドラインの社長は不参画決定時に、「採算性や継続性について抜本的な見直し提案がされた場合は、当社は本事業への参画を再検討する」とのコメントを公表しています。

今回、三菱地所が明らかにした計画が目論見通りに実現すれば、採算性や継続性の見通しは立ちそうです。となれば、「上瀬谷ライン」も、テーマパークの具体化にあわせて実現に向け動き出すかもしれません。

  • >>945

    ˊ•͈◇•͈ˋ)っ①))
    【分かっている事まとめ】
    横浜市の旧上瀬谷通信施設地区に大型テーマパークが誕生します。アニメやゲームといった「ジャパンコンテンツ」を活かした施設です。わかっている内容をまとめてみました。

    旧上瀬谷通信施設地区は、かつての米軍施設の跡地で2015年に返還されました。相鉄線瀬谷駅の北、東名高速町田ICの南に位置します。

    横浜市では、2027年国際園芸博覧会(花博)を同地区で開催する予定で、その後の再開発も目指しています。

    跡地は大きく4地区に分かれています。「観光・賑わい地区」「物流地区」「公園・防災地区」「農業振興地区」です。

    このうち「観光・賑わい地区」について、再開発事業者が三菱地所に決定したことが発表されました。同社は東京ディズニーランド規模の大型テーマパークや複合商業施設を整備します。

    「観光・賑わい地区」は、上瀬谷通信施設跡地242ヘクタールのうち、中央に位置する約70ヘクタールです。横浜市が「テーマパークを核とした複合的な集客施設の再開発事業者」を公募したところ、三菱地所1社が応札し決定しました。

    三菱地所は再開発地区を「KAMISEYA PARK(仮称、以下上瀬谷パーク)」とし、大型テーマパークを中心としたまちづくりを提案しています。

    再開発地区は「テーマパークゾーン」「駅前ゾーン」「公園隣接ゾーン」「環4西ゾーン」の4エリアに分かれます。

    目玉となる「テーマパークゾーン」の面積は51ヘクタールで、東京ディズニーランドとほぼ同じ。施設の詳細は明らかではありませんが、アニメやゲームといった、世界中で人気の「ジャパンコンテンツ」を生かしたものになります。

    開業時の総来街者数は年間約 1,200万人を見込み、段階的に年間1,500万人超を目指します。

    東京ディズニーリゾートの入園者数が2パーク合計で年間約3,000万人(コロナ前)なので、上瀬谷パークは東京ディズニーランド(単体)クラスの来街者数を目指すわけです。

    三菱地所も提案書のなかで「ワールドクラスの次世代型テーマパーク」と表現していて、ディズニー級を目指していることが読み取れます。

    テーマパークは「最先端のエンターテイメントが集まるエリア」「子供から大人まで楽しめるエリア」「スリルあふれるエリア」等、特徴のある複数のエリアにゾーニングします。子どもから大人まで、世代を問わず多くの人々が楽しめる空間を創ります。

    仮想現実(VR)技術など最先端の「ジャパンテクノロジー」も活用し、リアルのテーマパーク体験とバーチャル空間での体験を融合。テーマパーク来場前や来場後もバーチャル空間を活用したイベントを楽しんだりできます。

    テーマパークの玄関口となるのが「駅前ゾーン」です。

    上瀬谷通信施設跡地には「新たな交通」が導入される予定で、テーマパークゾーンの目の前に新駅を設置します。

    新駅予定地周辺の「駅前ゾーン」には、テーマパークのグッズショップやコンビニ、ドラックストアなどのテナントを誘致します。

    カフェ、レストランなど、地域住民が日常的に利用できる商業施設も設ける計画です。

    「公園隣接ゾーン」は駅前ゾーンに隣接し、南西側で「公園・防災地区」と接します。

    つまり、新駅と「公園・防災地区」をつなぐ区間に位置するわけです。ここでは、「農と食」や「Well-being」などをテーマにした商業施設を導入します。

    テーマパークばかりが注目されていますが、駅から都市公園への動線に無料ゾーンを整備し、商業施設も整えることで、テーマパーク来園者以外も楽しめるまちを目指すわけです。

    駅前ゾーンの西側には環状4号という道路が南北を貫いています。新交通システムが作られる場合、環状4号に沿った路線となります。

    環状4号は北側で国道16号と交差しますが、その手前に東名高速道路につながる新たなインターチェンジが設けられる予定です。

    その環状4号の西側が「環4西ゾーン」です。
    ここにはバスターミナルなどを整備し、空港や主要ターミナルへの路線バスの発着地とする構想です。

    開発用地も確保し、テーマパーク開業時は、商業施設などの暫定利用も検討します。

    将来的にはテーマパークのエリア拡張や、ホテルなどの建設も視野に入れます。段階的な開発により、集客の維持・向上を図りながらまちづくりを進める構想です。

    以上が、上瀬谷通信施設跡地再開発「上瀬谷パーク」の概要です。工事着手は2028年頃。テーマパークのオープンは2031年頃を目指します。