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(株)みずほフィナンシャルグループ【8411】の掲示板 2015/09/05〜2015/09/07



>シベリア・ヤクート永久凍土に眠る大鍋

1859年。ビリュイ川上流へ向かうこと2日、支流沿いに進むこと1日、『境界の地』をいくらか越えた地点でマーク教授は奇妙なモノを発見した。

発見したのは『大鍋』だった。
それは一見して平鍋――もちろんそれは通常目にするような鍋のサイズではない。ボルシチにして数百人分は仕込めそうな大きさだった。

地面から突き出している部位だけで、高さ3メートル、推定される全体の直径は7~8メートル。
表面のほとんどがコケなどの地衣類に覆われており、本体は胴に似た赤い金属でできていた。

これはなんだろうか。
古くからヤクート諸族はビュリュイ川の事を『アルギュイ・ティミルニト――大きな鍋の沈む川』と呼んでおり、この目の前の大鍋がその由来だろうか。
この『鍋』は一つではなく、付近の針葉樹林に同じようなモノを幾つも発見する事ができた。

そして、他にも奇妙なモノを見つける。
それは洞窟の入り口のような穴だ。
河原の斜面にポッカリと空いた大穴。

近づいて観察してみれば大穴は高さにして3メートル、幅にして2メートルほどの楕円形をしており、地下へ向かって急傾斜の通路が続いていた。

これは、決して自然の造形物ではない、なぜなら、その通路――壁面や床が赤い金属で構成されていたからだ。


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ん~ 。