① 2社とも「民事再生手続き中」の会社である。すなわち、破たんした企業をラオックスが事業譲受の形で救済(実質的に買収)するものと考えられる。
② 株式会社シンエイは370名、新興製靴工業株式会社は250名の従業員を雇用している。完全な買収ではなく「事業譲受」なので全員が残る訳では無いでしょうが、仮に3分の2が残る(3分の1は削減する)としてもラオックスは約400名の人員を連結決算ベースで新たに抱え込むことになります。
③ 株式会社シンエイの方は「商社」なので自前の工場は持っていませんが(恐らく協力メーカーから製品を調達しているのでしょう)、新興製靴工業株式会社の方は福島県に2工場を有し、またカンボジアに現地生産法人を持っています。 このカンボジア工場も引き取って、そこで製造した靴を「ジャパンクオリティの製品」としてラオックス店舗で販売するのでしょうかな?
水戸のご老公 2016年8月19日 23:19
>>570
ラオックスが本日「事業譲受」を発表したIRを改めて読み直して、また対象2社(株式会社シンエイおよび新興製靴工業株式会社)のHPを覗いて見ました。
① 2社とも「民事再生手続き中」の会社である。すなわち、破たんした企業をラオックスが事業譲受の形で救済(実質的に買収)するものと考えられる。
② 株式会社シンエイは370名、新興製靴工業株式会社は250名の従業員を雇用している。完全な買収ではなく「事業譲受」なので全員が残る訳では無いでしょうが、仮に3分の2が残る(3分の1は削減する)としてもラオックスは約400名の人員を連結決算ベースで新たに抱え込むことになります。
③ 株式会社シンエイの方は「商社」なので自前の工場は持っていませんが(恐らく協力メーカーから製品を調達しているのでしょう)、新興製靴工業株式会社の方は福島県に2工場を有し、またカンボジアに現地生産法人を持っています。 このカンボジア工場も引き取って、そこで製造した靴を「ジャパンクオリティの製品」としてラオックス店舗で販売するのでしょうかな?
もちろん経営力に定評のあるラオックスさんの事ですから、ワシが心配する必要など無いのでしょう。 しかし、本業がQ2累計で赤字決算の状況下で「民事再生手続き中」の会社2社を実質的に買収するとは、なかなか「大胆不敵」なビジネス展開と思いますな。 そう言えば、昨年7月1日付で連結子会社化した婦人靴製造販売の株式会社モード・エ・ジャコモについては、その後の業績など関して現時点までに何も発表されていませんな(苦笑)。
いや、これでますます来週も「ラオックス夏祭り」が盛大に続くことでしょうな。 ワシもラオックス株の買い戻しを真剣に検討する必要がありますかな・・・!? ハッハッハッ