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ニプロ(株)【8086】の掲示板 2019/04/10〜2019/04/25

>>632

ゆいまーるさん、いつか絶対に東京で
乾杯しましょう。😊マジですよ!
いつかは沖縄に遊びに行かせて下さい。😊

ちょっと専門的な話です。

注射剤というのは無菌管理する必要があり
設備の維持や設備自体にも、また製造要員
の教育などにも非常にお金がかかります。

だから2000年代前半に大手製薬企業は
コストを重要視してことごとく注射剤の
製造設備をジェネリックメーカーなどに
売却しました。
つまり自前で生産する能力がない先発医薬品
メーカーが多数あります。
だから注射剤の製造を委託せざるを得ない
状況にあります。(ニプロにとっては
ラッキーなんですが・・・。)

そうして、現在biologics(生体由来医薬品)
が急激に増えてきました。
再生医療の細胞医薬品、抗体を使った抗がん
剤(タンパク質)などなど。

これらは経口投与(口から飲み込む)
すると胃酸や小腸内の薬物代謝酵素など
により簡単に分解されてしまい、
吸収されて血液中に移行できません。
薬効を発揮できなという訳です。

つまり、静脈内に直接投与せざるを得ない
のです。
このようなことから現在パラダイムシフトが
起きており注射剤が増えています。

無菌生産のノウハウはニプロは昔からやって
きたので豊富に持っています。

これからニプロの様々な製品で需要が増える
と私は見てます。

ステミラック注は適応症(その医薬品が
治療できる病気のこと)が脊髄損傷の
急性期(脊髄損傷して間もない)患者さん
だけですが、慢性期(脊髄損傷して時間が
経った)の患者さんにも広がると考えて
います。

このステミラック注は自家培養(患者さん
自身から採取した細胞を培養した自分の)
細胞医薬品なので、免疫拒絶反応がまったく
ありません。安全性が高いと言えます。

但し、細胞培養に時間がかかり量産化が
できていない状況です。
量産化ができるとIRが出たら、今の株価の
2倍は余裕で超えると思います。

札幌医科大学のすぐ近くにニプロは
再生医療研究センターという大きな研究
施設ビルを2016年12月に建てたので
楽しみに待ちましょう。

私は量産化とまでは言いませんが、複数の人
の間葉系幹細胞を今よりもスピーディーに
増殖培養できると思っています。

(^^)