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任天堂(株)【7974】の掲示板 2021/04/03〜2021/04/10

任天堂の課題は開発要員の払底です。しかし、本当に役に立つ開発要員の養成には時間がかかります。開発要員の脳の育成ですから、一人前に育つにの10年くらいの時間は必要でしょう。

今の開発の中心層は、Wiiの頃に入社した社員達だということです。そして今年採用した層が一人前になるのはまだまだ先のことですが、それでも採用と育成は必要です。これがメーカーです。

ではその足りない分をどう埋めるかということですが、これはもう関連メーカーからの要因の提供以外にありません。

関連メーカーとは、NVIDIA + ARM、TSMC、グーグル、アマゾン、テンセントなどです。彼らが任天堂が必要としていて、任天堂がやらなくてもいいことを、任天堂になり代わって働くことです。

彼らにやれることは、ハードの開発、ミドルウェアの開発、半導体の開発製造提供、ゲームサーバの開発管理、データサーバの開発管理、中国対応の代行などです。

もちろんその対価はいただけますから、喜んでやります。それどころから、任天堂と連合艦隊を形成して、この仮想空間での生産量をこれから5倍、10倍、100倍と伸ばし、自分たちの分け前を増やすためなら、どんなことでもするでしょう。

今の彼らが思っていることは、このポジョンを獲得できてよかったということや、それを他に取られないようにしたい、マイクロソフトやアップル、AMD、インテルに攫われたくない、ということでしょう。

要するに、無駄な水平統合に挑戦して、ソフト会社を高額で買収するようなことはマイロソフトにやらせておいて、自分たちは、自分たちが一番強い領域の更なる強化をやらないと、他にその地位を奪われます。

それよりも垂直統合を強化して、その領域での覇権を握り、その上で儲かるビジネスモデルを作るということです。

そもそのコンピュータの処理単価は、年々下がりますから、原価は放っておいても下がるので、シェアさえ取れれば、すぐに儲かるビジネスになります。要するに覇権を取れば儲かるという簡単なことです。

それがわかっているスマートな彼らがやることは決まっています。グーグルもようやくそのことがわかったようです。