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(株)スリー・ディー・マトリックス【7777】の掲示板 2020/04/28〜2020/05/12

>>793

ita さん、ご無沙汰しております。

今回の抗体検査キットの開発 IR には私も驚かされましたが、抗体検査が 3-D Matrix の基盤技術である自己組織化ペプチドとは無関係であるというのは ita さんの誤解です。

例えば、"A self-assembling peptide hydrogel for ultrarapid 3D bioassays" という論文がございますが、この論文中には、自己組織化ペプチドを使用することでウイルス感染の判定に必要な時間を大幅に短縮可能である(10分弱) という研究結果が説明されています。

もちろん、この技術がイムノクロマトグラフィー法にどのように活かせるのかは定かではありませんが、少なくともペプチド技術が無関係であるという事はございません。

また、Prometheus Bio社は 3-D Matrix社の取引先である Chinese Peptide Company のグループ企業の一社であり、先方は 3-D Matrix の技術の内用や開発力に関しては充分な知識を持っている筈です。

同時に、3-D Matrix が国内に独自の製造拠点や販売網を持っておらず、販売パートナーとしては期待できないことも、また財務状況が厳しく開発資金の提供先としても期待できないこともよく知っている筈です。

以上の点から考えても、Prometheus Bioが 3-D Matrix に求めているのは、何らかの技術的ブレークスルーでは無いでしょうか。

抗体検査そのものは Prometheus Bio が本業です。彼らが求める何らかの鍵を 3-D Matrix が持っており、それを求めて CPC が仲介する形で、3-D Matrix にアプローチをしてきた。個人的にはそのような過程での提携ではなかったかと推測しております。

(まあこの推測が正しければ、技術の完成には今しばらくの時間が必要で、短期筋の期待するような、直ぐに販売申請が行われるというものではなくなりますが、個人的にはそちらの方が嬉しいですね。)

COVID-19 感染拡大の最中のタイムリーな IR であり、株価への好影響も期待はしたでしょうし、事実株価の底上げの効果は見られますが、それが提携の主たる目的であるという事はないと思っております。