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(株)スリー・ディー・マトリックス【7777】の掲示板 2021/10/07〜2021/10/11

口腔粘膜炎の症状は発生部位が口腔内であることを除き炎症自体は放射線性大腸炎と類似してい ることや、承認確度等を踏まえた米国の製品開発戦略に鑑み、放射線性大腸炎向け創傷治癒材開発の 前段階として本製品の販売承認取得を目指しておりました。また市販前届 510(k)の制度では、類似 する先行承認品の存在は承認確度を高めるため、今後、本製品を先行品として消化器内視鏡治療用の 放射線性大腸炎向け創傷治癒材の販売承認申請を行う予定です。更に、放射線性大腸炎向けの創傷治 癒材開発の次段階としては、同様に消化管粘膜に炎症が生じる疾患である炎症性腸疾患 (Inflammatory Bowel Disease)をターゲットとした創傷治癒材の開発を指向しております。潰瘍性 大腸炎とクローン病の総称である炎症性腸疾患は米国人口の約 1.3%(約 300 万人)が罹患する患者 数の非常に多い疾患である一方で未だに原因がはっきりと解明されておらず、現在の内科治療や手 術に加えて患者の QOL 向上に寄与する有効な治療法が待ち望まれています。現在、米国では癒着防止兼止血材「PuraSinus」の販売を開始し、消化器内視鏡領域向け止血材も 製造販売承認を本年 6 月に取得し早期の販売開始へ向けた準備を進めております。これら製品に加 え、来期以降には口腔粘膜炎や放射線性大腸炎、更には炎症性腸疾患の治癒材についても早期製品化 を進め、製品ラインナップを更に拡充していく計画です。
なお、現在公表の当期の通期業績には影響ありません。中長期の業績への影響につきましては現在 精査中ですので、影響が生じる場合には速やかに公表させて頂きます。
以上