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(株)スリー・ディー・マトリックス【7777】の掲示板 2021/01/27〜2021/02/09

ERCP の一般的な止血方法を確認してみましたが、動画で行われているような希釈アドレナリンの注入以外に次のような手段がとられています。

① クリップ止血: クリップを使って物理的に止血する方法ですが、出血点が不明な oozing に対しては効果がありません。

② エピネフリン等の薬剤散布: 極軽微な出血には効果があるが、動画のような量の出血には大きな効果が見られません。

③ 各種バルーンカテーテルによる止血: 胆管結石症のような例では截石処置後にそのまま止血処置に移れますが、準備がなされていない場合には止血処置までに時間がかかります。

④ アルゴンプラズマ凝固法: いわゆる熱凝固による止血。穿孔の危険性もゼロではありませんし、処置後の粘膜浮腫による膵管口圧迫から閉塞性膵炎をきたす可能性があるなど合併症の危険性があります。

⑤ 金属ステントの留置: 金属製のステントを出血箇所に残して止血し、5 ~ 7 後に抜去しますが、当然ながら時間がかかる止血法です。


以上の一般的手法に対する PuraStat の優位性は明らかです。

適用に時間がかからず、止血点の不明な oozing に対して適応可能。さらに希釈アドレナリン等の薬剤に効果が見られないレベルの出血にも充分な効果がみられる。最後に塗布後に後処置は一切不要。

この領域は期待できそうですね。