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(株)セルシード【7776】の掲示板 2023/05/03〜2023/05/06

創薬ベンチャー=詐欺まがいの会社
というような非難がずいぶん見られますのでちょっと整理しておきたいと思います。

創薬は非常にリスキーで死屍累々たる屍を超えてやっと成功例が出てくるわけです。それゆえそのリスキーな部分はベンチャーが担うと云うのが現在、製薬業界の傾向です。ある程度成功が見えてきた時点でライセンスアウトやマイルストーン設定により収入が実現されるわけで、それまでは当然なんの収入もありません。(セルシードはシート製造受託や機材販売で若干の売上収入はありますが)
そのため、株式を上場し投資家から資金を集め研究開発を進めるのです。
開発が失敗すればその資金は死にますが、それが投資と云うものです。資金調達自体に文句をつける方が多くいますが、それは本末転倒です。

創薬ベンチャーが手掛ける「クスリ」は、例えばガン治療での抗がん剤や、免疫治療などはその作用メカニズムが非常に複雑で、作用メカニズムが完全に解明されて実用化されているわけではありません。ノーベル賞の本庶先生のオプーチーボでさえその奏効率は10%~40%です。つまり90%~60%の人には効かないのです。
しかし、東海大佐藤教授、セルシードの開発している「同種軟骨シート」は「クスリ」
ではありません。(セルシードのコード番号は7700番台の精密機器です。4000番台の化学・薬品ではありません)培養した細胞シートを張り付けると云う、物理的、外科的つまり「施術」なのです。だから10人中10人と云う医師主導治験結果がありうるのです。軟骨がすり減ったところに軟骨シートを張り付ける。治るのは当たり前のことで非常に単純な作用メカニズムなのです。