投稿一覧に戻る (株)セルシード【7776】の掲示板 2019/05/22〜2019/08/26 580 *** 2019年7月11日 10:05 資料2-1 先進医療Bの総括報告に関する再評価表(告示番号旧21(H28改訂))[PDF形式:532KB] ○結論:本症例(1例)において自己培養口腔粘膜上皮細胞シート 移植は術後 1 年の時点までの有効性が示唆された。ただし角膜血管 新生の誘導が認められた点が本治療法の課題である。 細胞シート移植術後 2 年の有効性の評価については、細胞シート 移植術後 1 年 1 ヵ月の時点で中央部に対する全層角膜移植(輪部移 植ではない)が施行されたために判定不能である。なお、細胞シー ト移植術後 2 年後の上皮については、輪部から角膜中央部に向かっ てゆっくりと新しい細胞(本試験の場合は口腔粘膜上皮由来細胞) が供給され、ターンオーバーによりおよそ半年~1年程度で上皮細 胞が入れ替わると考えられる。本症例では全層角膜移植後 11 か月後 (細胞シート移植後 2 年)の時点で上皮欠損が存在しないことか ら、角膜中央部の(全層あるいは表層)角膜移植を実施した後も、 輪部に存在する自己口腔粘膜上皮由来細胞が機能していることが推 測される。 安全性について、重篤な有害事象は発現しなかった。自己培養口 腔粘膜上皮細胞シート移植により臨床上大きな問題となる有害事象 が発現するリスクは低いと考えられ、安全性に問題はないと考えら れた。 そう思う16 そう思わない7 開く お気に入りユーザーに登録する 無視ユーザーに登録する 違反報告する 証券取引等監視委員会に情報提供する ツイート 投稿一覧に戻る
*** 2019年7月11日 10:05
資料2-1 先進医療Bの総括報告に関する再評価表(告示番号旧21(H28改訂))[PDF形式:532KB]
○結論:本症例(1例)において自己培養口腔粘膜上皮細胞シート 移植は術後 1 年の時点までの有効性が示唆された。ただし角膜血管 新生の誘導が認められた点が本治療法の課題である。 細胞シート移植術後 2 年の有効性の評価については、細胞シート 移植術後 1 年 1 ヵ月の時点で中央部に対する全層角膜移植(輪部移 植ではない)が施行されたために判定不能である。なお、細胞シー ト移植術後 2 年後の上皮については、輪部から角膜中央部に向かっ てゆっくりと新しい細胞(本試験の場合は口腔粘膜上皮由来細胞) が供給され、ターンオーバーによりおよそ半年~1年程度で上皮細 胞が入れ替わると考えられる。本症例では全層角膜移植後 11 か月後 (細胞シート移植後 2 年)の時点で上皮欠損が存在しないことか ら、角膜中央部の(全層あるいは表層)角膜移植を実施した後も、 輪部に存在する自己口腔粘膜上皮由来細胞が機能していることが推 測される。 安全性について、重篤な有害事象は発現しなかった。自己培養口 腔粘膜上皮細胞シート移植により臨床上大きな問題となる有害事象 が発現するリスクは低いと考えられ、安全性に問題はないと考えら れた。