(株)ブイ・テクノロジー【7717】の掲示板 2018/05/30〜2018/06/03

>>798

遼さん、こんにちは。
リクエストにお応えして、約４か月振りに投稿致します。
VテクはiphoneXの売上鈍化等で足元調整中ですが、豊富な受注残、大幅な増収増益、増配もしており、中国製造2025(国策に売り無し)でFPD業界は堅調に推移すると個人的に思っています。蒸着装置はキャノントッキに代表される横型が現在主流ですが、Vテクには今後、安価で精細度に優れる次世代縦型蒸着装置の受注獲得、及び有機ELの世界的権威であるVテクの社外取締役 城戸山形大学教授(学者だけではなく実家は東大阪の町工場で経営も分かる)に大いに期待している。
Vテクの記事は私の過去の投稿を参照してください(20016/7/15、2017/3/17等)

2か月半前と少し古い記事ですが、参考までに添付いたします。

【18/3 期 3Q 決算後のOLED 関連中小型テック企業の動向】（1）
2018 年に入り、OLED を本格採用したアップル社のiPhoneX の販売動向や生産動向に 関するネガティブなニュースが多い。株式市場では、iPhoneX 用に OLED ディスプレイを 供給しているサムスン社が設備投資を延期する可能性を懸念する動きがあり、株価が軟 調に推移する関連銘柄も多い。18/3期 3Q 決算後の取材を踏まえ、サムスン社以外の投資案件の受注を含む OLED 関連中小型テック企業の足元の動向について 簡単に解説したい。

iPhoneX 用の OLED パネルの生産拠点は、サムスン社の A3 と呼ばれる工場であると推 定されている。その生産能力は、5.85 インチサイズで年間 150 百万台から 180 百万台程 度と推定されており、現状の iPhoneX や 2018 年後半の発売が噂される 6 インチサイズ の新モデル用の OLED パネルの生産能力としては十分と考えられる。従って、サムスン社の生産能力増強が先送りされるという株式市場の懸念は的を得ていると考えられる。
ただし、サムスン社の OLED 投資に関するポジティブな事象として留意が必要なのは、フ ォルダブル（Foldable：折り畳み可能な）OLED 関連の設備投資である。A5 と呼ばれる工場がフォルダブル OLED の生産を担うと推測されている。

続く