プレシジョン・システム・サイエンス(株)【7707】の掲示板 2021/08/18〜2021/08/20

>>699

他の銘柄紹介は各銘柄掲示板でお願いします。

以上

>>699

現在のところプーリングによるPCRの行政検査は、感染が疑われる方や濃厚接触者への使用が認められていません。これは端から濃厚接触者への積極的疫学調査を抑え込み、高い陽性率となることを想定していたからではないでしょうか。

8月17日現在の厚労省が発表するPCR検査能力は326,434件／日、検査数は131,491件日。東京都の検査能力は4万件以上／日、検査数は13,356件／日。ヒューマンリソースなどのオペレーション能力の不足で検査ができない。こんなことはわかりきっていたはずですね。

今更ですが、濃厚接触者への疫学調査の強化（東京都は逆行せざるを得ない実情）、百貨店などの従業員の2回のPCR検査の実施、PCR検査費用の国民への自己負担の押し付けなどPCR検査への注目度が高まりつつあります。

濃厚接触者への積極検査が増え、秋冬に向かいインフルエンザや風邪の増加してくるとPCR検査の陽性率は急激に低下してくるはずです。陽性率が5％を下回ってくるとプーリングによるPCR検査の有効性は飛躍的に高まってきます。

そもそもプーリングによるPCR検査と比較して大きく精度の劣る、また鼻咽頭検体採取により医療機関に負担のかかる抗原検査キットが確定診断の承認を得ていて、プーリングPCR検査が承認を得られていないこと自体に問題があり、PCR検査体制（コストおよびヒューマンリソース）の見直しにつながってくるのは必然ではないでしょうか。

そしてもう一つ、プーリングPCR検査の障害となっているのは1800点（or1350点）の保険点数です。抗原検査は600点、これも厚労省が抗原検査を推奨したい理由になっているのではないでしょうか。そろそろこのPCR検査の保険点数の抗原検査並みへの引き下げも検討しても良いタイミングではないでしょうか。これによりPCR検査市場は大きく変化するはずです。

こういったことを国民が学び理解し、地方自治体や国に求めてゆくこと、マスコミに呼び掛けてゆくことが必要ですね。