投稿一覧に戻る プレシジョン・システム・サイエンス(株)【7707】の掲示板 2020/09/04〜2020/09/05 1430 一十一 2020年9月6日 01:29 社長会見のビデオを拝見して、改めて心が震えました。 この話を聞いて企業の成長性が見えないと感じられる方は、四半期ごとの決算内容を確認されてから投資されればよいと思います。 PSSの事業について大まかなことは勉強してきたつもりでしたが、改めて気づいた大きなサプライズがいくつかありました。 私はPSSの成長性につきまして、国内販売の増加に非常に注目しています。 国内販売は研究所向けなどは別として、2020年6月期はほぼゼロに近いのでしょう。 海外向けの製品だけでも製造供給が間にあわないくらいなのに、そこにジーンリード24を始めとする装置、試薬消耗品、PCR試薬の売上が純増として乗ってくる。 そのことはすでに理解していたのですが、1つ目のサプライズとして PCR試薬自体を輸入(おそらくセルテスト社)して、その試薬をPSSが自社製の核酸抽出試薬とプラスチック消耗品と併せてPCR試薬キットの完成品を製造し、自ら販売を行うということです。 わたしは、従来どおりセルテスト社に核酸抽出試薬とプラスチック消耗品を納品し、セルテスト社が完成品を製造し、PSSが輸入販売するモデルを考えていました。しかしPSSが完成品を製造するのであれば、販売単価は同じでも利益率が格段に違ってきます。 もう一つのサプライズは 唾液検体採取キットの半年後からの発売目論見です。社長説明を聞いていて、あの製品は特にPSSの検査装置専用品ではないですよね? 当然特許申請をされていると思いますので他社は同様のものをしばらくは製造できません。つまり、唾液検体採取キットとして大きなシェアをとれる可能性があるかもしれません。 唾液検体採取キットの単価を調べてみると、なんと定価で2,400円/1検体です。今、日本で1年間に何検体の検査が必要なのでしたっけ? そして世界では? これに加え ・新株予約権行使による、株主資本増加による資金繰りの劇的な改善見込み ・サプライチェーン補助金20億円による、国策による投資補助 これを考えれば、少なくとも材料出尽くしで企業評価が落ちるということなど、私には考えられません。 もちろん大口投資家の多くは当然このことは承知の上で今の株価があるのでしょうから、きっとニヤニヤしながら、ボタンに指をかけてタイミングをはかっているのでしょう。 「売りは命まで」 くれぐれもご注意を。 そう思う42 そう思わない13 開く お気に入りユーザーに登録する 無視ユーザーに登録する 違反報告する 証券取引等監視委員会に情報提供する ツイート 投稿一覧に戻る
一十一 2020年9月6日 01:29
社長会見のビデオを拝見して、改めて心が震えました。
この話を聞いて企業の成長性が見えないと感じられる方は、四半期ごとの決算内容を確認されてから投資されればよいと思います。
PSSの事業について大まかなことは勉強してきたつもりでしたが、改めて気づいた大きなサプライズがいくつかありました。
私はPSSの成長性につきまして、国内販売の増加に非常に注目しています。
国内販売は研究所向けなどは別として、2020年6月期はほぼゼロに近いのでしょう。
海外向けの製品だけでも製造供給が間にあわないくらいなのに、そこにジーンリード24を始めとする装置、試薬消耗品、PCR試薬の売上が純増として乗ってくる。
そのことはすでに理解していたのですが、1つ目のサプライズとして
PCR試薬自体を輸入(おそらくセルテスト社)して、その試薬をPSSが自社製の核酸抽出試薬とプラスチック消耗品と併せてPCR試薬キットの完成品を製造し、自ら販売を行うということです。
わたしは、従来どおりセルテスト社に核酸抽出試薬とプラスチック消耗品を納品し、セルテスト社が完成品を製造し、PSSが輸入販売するモデルを考えていました。しかしPSSが完成品を製造するのであれば、販売単価は同じでも利益率が格段に違ってきます。
もう一つのサプライズは
唾液検体採取キットの半年後からの発売目論見です。社長説明を聞いていて、あの製品は特にPSSの検査装置専用品ではないですよね?
当然特許申請をされていると思いますので他社は同様のものをしばらくは製造できません。つまり、唾液検体採取キットとして大きなシェアをとれる可能性があるかもしれません。
唾液検体採取キットの単価を調べてみると、なんと定価で2,400円/1検体です。今、日本で1年間に何検体の検査が必要なのでしたっけ? そして世界では?
これに加え
・新株予約権行使による、株主資本増加による資金繰りの劇的な改善見込み
・サプライチェーン補助金20億円による、国策による投資補助
これを考えれば、少なくとも材料出尽くしで企業評価が落ちるということなど、私には考えられません。
もちろん大口投資家の多くは当然このことは承知の上で今の株価があるのでしょうから、きっとニヤニヤしながら、ボタンに指をかけてタイミングをはかっているのでしょう。
「売りは命まで」 くれぐれもご注意を。