投稿一覧に戻る マツダ(株)【7261】の掲示板 2022/06/01〜2022/06/20 654 son***** 2022年6月11日 18:33 開発費を低減できた理由を知りたい。試作車の数はどれくらい減らせたのか。 試作車の数は公表できないが、開発費は試作車の数にほぼ比例すると思ってもらっていい。その数が4分の3になったということだ。 試作車の数を減らせた要因として大きいのは、全ての領域でモデルベース開発(MBD:Model Based Development)を浸透させたことだ。試作車で検証しなくても開発を進められた。最終の性能検証、あるいは(衝突安全性や燃費・排ガスなど)各種規制への適合を確認する段階だけ試作車を使うようにできた。 (4車種を同時に開発するため)多くのエンジンとボディーの組み合わせがあるが、MBDでおおよその確認ができ、性能検証もできる。性能検証する試作車は、厳しい条件のモデルに絞るようにした。衝突性能だけでなく、振動と騒音などのNVH(Noise、Vibration、Harshness)やエンジンの開発など、全ての領域で絞り込んだうえで最後の試作車での検証を実施した。 衝突安全性に関する規制では、実車を使った試験を全モデルで実施するという手順は省けない。ただし、そこに至るまでの試作車がほとんどいらなくなったというわけだ。 そう思う1 そう思わない5 開く お気に入りユーザーに登録する 無視ユーザーに登録する 違反報告する 証券取引等監視委員会に情報提供する ツイート 投稿一覧に戻る
開発費を低減できた理由を知りたい。試作車の数はどれくらい減らせたのか。
試作車の数は公表できないが、開発費は試作車の数にほぼ比例すると思ってもらっていい。その数が4分の3になったということだ。
試作車の数を減らせた要因として大きいのは、全ての領域でモデルベース開発(MBD:Model Based Development)を浸透させたことだ。試作車で検証しなくても開発を進められた。最終の性能検証、あるいは(衝突安全性や燃費・排ガスなど)各種規制への適合を確認する段階だけ試作車を使うようにできた。
(4車種を同時に開発するため)多くのエンジンとボディーの組み合わせがあるが、MBDでおおよその確認ができ、性能検証もできる。性能検証する試作車は、厳しい条件のモデルに絞るようにした。衝突性能だけでなく、振動と騒音などのNVH(Noise、Vibration、Harshness)やエンジンの開発など、全ての領域で絞り込んだうえで最後の試作車での検証を実施した。
衝突安全性に関する規制では、実車を使った試験を全モデルで実施するという手順は省けない。ただし、そこに至るまでの試作車がほとんどいらなくなったというわけだ。