(株)カネミツ【7208】の掲示板 2015/11/10〜2015/11/11

質問は、各社製造工程において、「インフレータ」の本体、部品含めてどこまで自ら手がけているか、また、カネミツ同様「溶接なしのプレス品」か否か、という質問です。
・各社、機密情報で契約関係は答えて頂けなかった。
・「溶接なしのプレス品」か否かは、競合上の観点でお答えを頂けなかった。

各社、インフレータの製造及び仕入とエアバッグへの組み込み工程は次の通りとなります。
Ａ社：エアバッグの各パーツ部分(含インフレータ)を仕入れて、組立て、エアバッグへ組み込み、最終的に製品テストの後に納品。　
→　カネミツの競合ではない？
Ｂ社：インフレータの設計の詳細設計と容器を含む金属部品の形状、サイズ、材質、強度などの仕様を定めて、金属加工を行う発注先に、部品としての加工発注。それら加工された金属部品を仕入れ、必要な性能を満たしていることを製品検査やテストにて確認した上で、ガス発生剤の充填を含めたインフレータ組立加工の工程を、関連会社にて実施。最終的にエアバッグに組み込み、製品テストの後に納品。　
→　カネミツと取引？、または競合先と取引？
Ｃ社：製造プロセス等に関する情報については、競争上の観点より公表できないとのこと、HPで製品を確認できるのみ。　
→　カネミツと取引？、または競合先と取引？

従って、Ｂ社は、インフレータ等の金属部品をカネミツのような企業に発注しているとの事です。
また、Ｃ社は、インフレータの部品を含めて自社製造している可能性もありますが、Ｂ社と同様に発注している可能性もあります。

なので、カネミツは、これまで約５０～９９万個/月しか製造できなかったインフレータ容器をタカタ問題特需により、長崎新工場に於いても７０～１００万個/月製造できるようになったので、今までの２倍以上の生産量をＢ社のような企業に納入することになります。
＜補足＞
カネミツＩＲによれば、新工場にて今月より発注元と品質検査を行っているとのことで、それに合格すれば７０万個からの生産が始まるようです。

読みづらくて申し訳ありませんが、各社ＩＲへの質問内容と補足は、以上となります。