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日本車輌製造(株)【7102】の掲示板 2015/04/29〜2018/10/22
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>>1020
空気が減るとブレーキが掛かるのはその通りだと思います。
何度も急ブレーキが掛かったというのは、ATPの制限速度ギリギリまで速度を上げて走る回復運転をしてきたからで、ATPの制限に業を煮やした運転士がATPを切って走ったとしても、現地事情からすればあり得る話だと思います。
一点謎が残るのは、急カーブが分かっていて速度を上げたことなんですよね。
直前で速度を落とせると思っていたのか、落とさなくても曲がれると思ったのか…
ga0***** 2018年10月23日 00:43
鉄道車両の空気ブレーキは「空気圧が減ると」ブレーキが掛かります。
つまり、デフォルトでブレーキが掛かる状態になっており、空気圧をかけて
ブレーキを解除し、走行するようになっています。(自転車やバイクの逆のイメージ)
こうすることで空気圧の系統に異常が生じた場合にブレーキが掛かって停止する方向に
向かうため、安全性が高い機構となっています。
事故直前の急ブレーキの連続は、空気圧が不安定になったことによりブレーキの解除が
十分に行われず、運転者の意図しない形で制動が発生した可能性があります。
この空気圧系統の不具合から起きた不随意な制動の連続を、速度制御システムの
誤動作による制動と誤認し、システム側を解除したと仮定すると一応辻褄は合います。
(台湾のシステムの仕様は分かりませんが、日本の速度照準機能のあるATS-Pには、
速度超過を検知した場合常用最大ブレーキが掛かり指定の速度まで落とす仕様のものがあり、
これが連続して起動するとあたかも急ブレーキを連続したような挙動になります。)