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(株)日本マイクロニクス【6871】の掲示板 2015/08/01〜2015/08/03

一年ほど前に投稿されたものを保管していたので再掲示します。判っていた人はやはりいたのですね。
ー以下再掲示ー

バテナイスについて、これまでの独自の調査により分かった事をまとめたいと思います。

原理的には、金属酸化物の光誘起相転移を利用している事は明らかである。最も有力な説は、コヒーレント紫外線光による金属相転移により生成される金属性酸化チタンと絶縁体のバンド不連続界面に金属誘起準位が発現する事による電子トラップ。簡単に言えば、一種のMOSキャパシターのような物である。

構成的には、電極間にダイオードと電子を貯める箱があるだけで、デバイスとしてはキャパシターそのものであり、これまでのキャパシターと違う点は負荷に接続した時に、経過時間に対して一定の電流を流せる事のみ。
電流が一定になる理由は、充電層の周りを覆う絶縁体のシリコーン薄膜を電子がトンネル効果により貫通する事による。
電圧が一定値を下回ると、一気に電流が流れなくなるのはその為である。

特性的には、負荷により端子間電圧が変わり一定電圧を維持出来ない。急速充電時に充放電効率が極端に落ちる。キャパシターとしてのサイクル特性はむしろ非常に悪い。など、およそ実用に耐えうる代物ではないでしょう。

回路的には、太陽電池セルと同じ扱いとなり、実用上、直列と並列を組み合わせて使う。化学電池のように電圧を維持出来ないので高性能な安定化電源は必須であり、バテナイスを化学電池から置き換える事はメーカー各社に安定化電源を用意させる事と等価である。

エネルギー密度については、質量は敢えて言いません。勝負出来るのは体積エネルギー密度ですが、プロセス積層は原理的制約から歩留まりは低いと予想されます。つまり、片側単層か両面二層しか製品としての選択肢が無いのです。
結論としては、製品レベルではリチウムイオン電池に劣ります。

  • >>493

    一年ほど前に投稿されたものを保管していたので再掲示します。判っていた人はやはりいたのですね。

    ー以下再掲示ー

    バテナイスについて、これまでの独自の調査により分かった事をまとめたいと思います。

    原理的には、金属酸化物の光誘起相転移を利用している事は明らかである。最も有力な説は、コヒーレント紫外線光による金属相転移により生成される金属性酸化チタンと絶縁体のバンド不連続界面に金属誘起準位が発現する事による電子トラップ。簡単に言えば、一種のMOSキャパシターのような物である。

    構成的には、電極間にダイオードと電子を貯める箱があるだけで、デバイスとしてはキャパシターそのものであり、これまでのキャパシターと違う点は負荷に接続した時に、経過時間に対して一定の電流を流せる事のみ。

    電流が一定になる理由は、充電層の周りを覆う絶縁体のシリコーン薄膜を電子がトンネル効果により貫通する事による。電圧が一定値を下回ると、一気に電流が流れなくなるのはその為である。

    特性的には、負荷により端子間電圧が変わり一定電圧を維持出来ない。急速充電時に充放電効率が極端に落ちる。キャパシターとしてのサイクル特性はむしろ非常に悪い。など、およそ実用に耐えうる代物ではないでしょう。

    回路的には、太陽電池セルと同じ扱いとなり、実用上、直列と並列を組み合わせて使う。化学電池のように電圧を維持出来ないので高性能な安定化電源は必須であり、バテナイスを化学電池から置き換える事はメーカー各社に安定化電源を用意させる事と等価である。

    エネルギー密度については、質量は敢えて言いません。勝負出来るのは体積エネルギー密度ですが、プロセス積層は原理的制約から歩留まりは低いと予想されます。つまり、片側単層か両面二層しか製品としての選択肢が無いのです。

    結論としては、製品レベルではリチウムイオン電池に劣ります。


    素晴らしいレポートですね!!!