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(株)アドバンテスト【6857】の掲示板 2019/09/04〜2019/09/13

>>1057

「いろいろな投資で大損してしまう原因とその対策法」
というブログで的を射た発言をされていました。

「冷静な分析で高値掴み安値売りを避けるのが相場の王道」

個人投資家が陥りやすい株式投資のワナの一つが高値掴みと安値売りで
す。相場が上昇を続けているときには、証券アナリストの予想などをも
とに、個人投資家の多くはこのままずっと株価の上昇基調が続くと判断
します。

しかし、アナリストや評論家が予想したときには、上昇基調になってか
ら随分時間がたっていることが多く、実はいつ加工トレンドに変わって
もおかしくない状況にあるのです。

個人投資家の買いで出来高が一気に増えたときは、天井となることが多
いのです。

というのも、個人投資家は資金が限られているので、短期的に資金を集
中して投資することはできますが、それを継続することができないため
です。したがって出来高が増えるには一瞬だけで、その後売りが優勢に
なって、相場が下げに転じることになるのです。

プロの大口投資家はこのような相場の転換点を熟知していますから、今
がチャンスとばかりに一気に売り浴びせを開始するのです。個人投資家
の買いは長く続きませんが、資金量の潤沢な大口投資家の売りは、利益
確定が終わるまでいつまでも続きます。

これが個人投資家の高値掴みのメカニズムです。まだ上がると思ってい
た株価が大口投資家の利益確定売りや空売りによって下げに転換し、急
速に下落してしまいます。個人投資家の少ない資金をすべて大口投資家
が手にしてしまう結果となります。

中略

一般に株価が上昇基調にあるときは強気に、下降基調のときは弱気にな
るのは、心理学的にも証明されています。そのような心理面を考慮しな
がら冷静な取引をするよう心がけると、高値掴みや安値売りをしてしま
うことも減ってきます。

また、個人投資家にありがちではありますが、狭い視野で目先のことだ
け見て一喜一憂するのではなく、もう少し広い視野で遠くまで見渡すこ
とが大切で、プロの投資家は一歩先を見据えた投資をしているため、個
人投資家のミスに乗じて儲けを増やすことができるのです。