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ユニデンホールディングス(株)【6815】の掲示板 〜2015/04/27

概要[編集]1966年2月7日に千葉県市川市でCB無線機を製造販売するユニ電子産業として創業、1974年に現社名に改称。

かつて主力製品であったコードレスフォンは、北米、オーストラリアを中心に販売を展開していた。現在は業務用無線機(主に長距離トラックやマリン用途)を販売しているが、こちらも市場そのものが大きく縮小している。

特徴[編集]1970年代に海外に工場進出して以来、コストの安い国を選んで製造拠点を移し続け、「渡り鳥経営」と揶揄されることもしばしばである。1990年当時には、一時ではあるが、円高の影響をほとんど受けないことで注目を浴びた。 創業者(会長)の強烈なワンマン経営で知られ、2000年代に入っても、2007年に中国からの生産撤退、2013年には新規事業としてECサイトやソーシャルゲームに投資したと思えば、1年に満たず全て閉鎖。関連部門の社員はすべて即日退職させられたといわれている。 2010年当時連結で10000人以上(単体400人以上)いた社員は、2014年現在、1600人(単体90人)程度まで減少している。なお、この間、公式に希望退職等のリストラを行ったという発表は行われていない。 本体、子会社ともに外部から社員、経営幹部を起用することも多いが、定着率が非常に低い文化のため、1年未満で退職するケースが多発している。内外から登用された、創業会長以外の取締役が「健康上の理由」で毎年複数名退任するのも恒例である。強引に退職させられた従業員や、雇用条件、契約を反故にされた関係者等から訴訟されることもあり、逆に相手の不実を言い立てて反訴するものの、結局敗訴するケースが多い。

過去の採用活動[編集]2012年、新卒採用において、東証一部上場のメーカーとしては珍しく大手新卒就職サイト利用を廃止してfacebookのみを利用したソーシャルリクルーティングを行っていることで注目を集めた(採用活動方針について当時の人事部長(西恒一郎氏)が語る様子がワールドビジネスサテライト(2012年1月31日)で放送された。同氏退職とともにfacebookサイトは閉鎖。)。facebook上の採用サイトで同氏は「リアルコミュニケーションリクルーティング」を行っているのであって、同社が行っているのは「いわゆるソーシャル採用ではありません。」としている。これはfacebookを新卒採用に利用する多くの会社がfacebookを広告媒体として使っていることに起因する誤解であり、むしろ同社が行っているようにfacebook上では広告的な要素を排して学生とコミュニケーションをとることをメインに行うのは厳密な意味でのソーシャルリクルーティングである。
同年2月22日の日本経済新聞Web版では「履歴書の写真、採用に影響する?」という特集の中で、アサヒビール、東京ガス、富士フイルム等の大手企業が「履歴書の顔写真は選考に影響しない」という常識的なコメントを並べる中、同氏は「バッターボックスに向かうときのイチローのような顔がいい」「風呂上がりのような顔ではダメ」「写真からにじみ出る気質を見ている」等々と独自の見解を述べ、「イチローばりの闘争心を求めるユニデン」として紹介されている[1]。

備考[編集]2005年4月18日、「事実上の賃下げとなる給与システムを実施したこと。労組の設立をユニデンが認めず、労働者代表を解雇したこと。労働時間が過酷だった」ことなどを理由に、中国工場で17000人の従業員によるストライキが発生した[2]。
2009年、創業者の藤本秀朗がユニデン社との不明瞭な不動産取引による2億円の所得隠しを行ったとして脱税で追徴された。
2009年、ユニデンが本社勤務の社員約280人に対し、自発的に無給で土日勤務するよう要請していた。
2010年3月30日、社屋内で40代の社員が上司をハンマーで殴りつけ瀕死の重症を負わせる事件が発生した[4]。若手社員であればまだしも、長期就業していたベテラン社員がこのような事件を起こしたことから、当時、ネット上ではブラック企業ぶりが物議を醸した。(犯人は殺人未遂で逮捕、服役。)