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シャープ(株)【6753】の掲示板 2018/12/08〜2018/12/11

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にURLを書いておきましたが、非常にいい記事が見つかりましたのでご紹介します。

「1秒間に数千回 株の超高速取引、公平性保てるか」 - 日経ヴェリタスセレクト

 3年前の有料記事だったようですが、今は日経に無料アカウントをもっていれば全文読めます。
 小生が強調している、「株でAIに人が負けている」ことの一部が取材、議論されています。

ポイントをご紹介。

 1秒間に数千回という超高速で株式を売買する手法が存在感を増している。市場に流動性を供給する一方、瞬時の株価変動を招きやすいとの指摘もある。売買システムが高速化する時代の趨勢か。個人投資家にフェアだろうか。

■議論1 株乱高下招く?流動性を供給?

中国発の世界同時株安が起きた(2015年)8月下旬、(中略)米バーチュ・ファイナンシャルという投資会社が「歴史的な運用収益を上げた」

バーチュは1秒間に数千回にのぼる超高速での売買を繰り返すHFT(ハイ・フリークエンシー・トレーディング=高頻度取引)と呼ばれる取引手法を得意とする。
8月半ば以降、世界的に株価の変動幅(ボラティリティー)が高まり、多くの投資家が運用収益を上げられずに苦しんでいた。

「せいぜい2~3%の株価下落が10%もの下落になる一因はHFTだ」

HFTは世界経済や企業業績などを分析して投資するのではなく、ほかの投資家動向や株価動向などに基づき機械的に動く。「実体経済に比べ株価が過剰反応してしまう」という。

これに対する反論もある。HFTの存在は流動性を高め、むしろ変動を抑えるという意見だ。

■議論2 個人投資家は置き去りか

■議論3 欧州でも規制 日本も必要?

例えば、指し値の買い注文を並べて板を厚く見せる「レイヤリング」という戦略。運用会社のアルゴリズムはHFTが並べた買い注文を見て「買いたい投資家が多そうだから早めに動こう」と反応してしまう。実際に買いに行くと、それまで板に並んでいた買い注文が瞬時にキャンセルとなり、売りの注文が出てくるという。
(続く)

  • >>5

    (続き)

    過去に同じような手法をとった個人投資家は金融庁から相場操縦行為として課徴金を課せられた

    「悪意のあるHFTやアルゴリズム取引は当局にきちんと取り締まってほしい。欧米に比べて日本は法整備が足りない」。山和証券の志田憲太郎チーフディーラーはこう注文をつける。例えば米国では大口投資家に対して識別番号が振られており、どの注文がどの投資家から出たものか判断しやすくなった。

    バーチュ・ファイナンシャルの貸借対照表には、トレーディングシステムの資産が20億ドル(約2400億円)計上されている。この資産を使い今年4~6月には1億8000万ドルの売上高と950万ドルの営業利益を稼いだ。

    HFTラトゥール・トレーディングは昨年、米証券取引委員会(SEC)から1600万ドルの制裁金を課された。自己資本に比べ過大な取引をしたと判断されたためだ。SECがHFTを摘発した初のケースだ。
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     機関の株価操縦説なんて妄想、と思っている人は特に元記事を読んでいただきたく思います。